うぶ毛の話

東洋医学

今日はうぶ毛についてのお話です。

お背中の治療の際、背中や腰のある部分だけうぶ毛が濃くなっていたり、くるっと渦を巻いていることがしばしばあります。

実はこれでその方の東洋医学的に弱っている部分がある程度わかります。

西洋医学にはない考え方かもしれませんが、弱っているところ、冷えているところを守るべくうぶ毛は存在していると私達は考えています。

「私、腰のうぶ毛が濃いような・・・毛深いのかしら」と気にされている方がいらっしゃるかもしれません。

心配は無用です。身体からの目に見える大事な大事なサインなのです。

例えば風邪を引きやすいタイプの方や皮膚の弱い方は肩甲骨の間のうぶ毛が冷え性の方は腰から仙骨にかけてのうぶ毛が他より濃かったり長かったりします。冷えだけでなく腰を長く患っている方もその部分にうぶ毛があったり、時に色素沈着していることもあります。

人間の身体は十人十色。
お風呂のついでやパートナーとお互いに観察してみてください。
気になる症状との関連に気がつくかもしれません。
エアコンの効いたところでは風邪をひかないように首にストールを巻いたり、お腹周りを冷やさないように腹巻をしたり、日々の生活に一工夫できることでしょう。

たかがうぶ毛、されどうぶ毛。
人間の身体って、うまくできているものです。

鍼灸師 桑野

東洋医学

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