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上手に泣いてみませんか

いま、地震と原発事故という大きな恐怖が日本を襲っています。日本中、世界中の人たちが一日でも早い日本の復興を願って日々を過ごしています。

このような状況の中、「不安で眠れない」「心が折れてしまいそう」という気持ちを抱いている方も多いのではないでしょうか。私自身「精神的にまいってしまう!」「どうしたらいいか分からない!」というメールをたくさんいただきます。先日、驚いたことに青空の下で満開の桜を見ていたら涙があふれてきました。自分は大丈夫と思っていたけれど、知らず知らずのうちにストレスがたまっていたのですね。そしてボロボロ出てくる涙を放置したあと、「なんとかなるよ」と開き直っている自分に気づきました。
というわけで、今回は「涙を流すことの効果」について考えてみようと思います。

■泣くことがどんな変化を生体にもたらすの?
よく笑うと免疫力が上がることはよく知られていますが、泣くことでも同じ効果が得られることが確認されています。思い切り泣いてスッキリした後はウィルスや細菌が体に入ってきてもやっつける力が強まるのです。
さらに泣くと副交感神経が優位な状態になることも知られています。悲しみや怒りなど負の感情から緊張して交感神経が優位になっていた身体を、「緊張しなくていいんだよ」とリラックスさせてくれるのが「泣く」という行為。こどもがたくさん泣いたあと寝てしまうのも、泣きつかれただけでなく眠れるくらい神経がリラックスできた(副交感神経が優位になった)ということなのです。
また、涙はストレスによって血中に分泌された物質を身体のそとに排出してくれるという役割もあるそうです。これにより体にとって余計なものを排泄できて身体の状態を整えることができます。

■受け入れる、守られる
あかちゃんはよく泣きます。周りの人は「うるさいな~」って思いながらも「どうやったら泣きやむかな」「何かイヤなことがあるのかな」とあかちゃんがどうやったらご機嫌になるか考えていると思います。人は涙をみると無意識に「守りたい」「どうにかしてあげたい」という思いが湧いてくるようです。一方、泣いている人にとっては泣くことで「誰かに気づいてほしい」という気持ちを表現しています。つまり、「泣く」ことは守ってほしい人が守ってもらえる状況を作り出すには効果的な方法でもあるのです。

■泣いてみましょうか
これまでのお話で、泣くことが心と体のバランスを取るために必要な行為であることはご理解いただけたと思います。もしあなたが今、つらくて苦しいと思っていたら、ぜひ泣いてみてください。映画を見るもよし。小説を読むもよし。ボロボロ泣いてみてみましょう。そして、もし状況が許せば、泣く傍らにあなたの信頼できる人がいてくれたら素敵ですね。泣いたときに目をまっすぐ見つめてもらえたら。「そうだね、それでいいんだよ」って受け入れてもらえたら。スッと気持ちが軽くなって、抜け出せないと思っていた迷路から抜け出せるかも。受け入れたほうも、温かい気持ちになっているはずです。

昨今、男性だけではなく女性も人前で泣くことができない世の中になってきました。一昔前はもう少し女性が泣くことに寛容だったような気がします。そして、その寛容な雰囲気のおかげで、スマートに泣ける女性も多かったのではないでしょうか。私たちも先輩たちのように上手に「泣い」て、健康で精神的にも安定した女性なれたら素敵です。

鍼灸師 草薙 久美子

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