「不妊チーム医療と鍼灸の役割」をテーマに日本不妊カウンセリング学会第18回学術集会が開催されました。
私の会長講演では胚移植前後の鍼灸治療の効果について検証した最新研究を発表。鍼灸治療を受けた群と補助的治療を受けていない群とを比較すると、鍼灸治療群に妊娠率の増加、生産率の増加、流産の減少がみとめられており、特に、低妊娠医率や反復不成功例の女性の場合、著しい効果が示唆されていると発表しました。
また、産婦人科や高度生殖医療を行うクリニックなどで鍼灸師による鍼灸治療を導入するメリットについて説明しました。
右の記事は、日本生殖鍼灸標準化機関(JISRAM)代表理事が隔週で執筆されている記事です。今回の学術集会にシンポジストとして登壇いただいたことから、「不妊カウンセリング学会雑感」と題し執筆されています。
代表理事は記事の中で、学会認定カウンセラー資格が一部の施術者によって患者さんを集めるための道具と化していることへの危惧を述べています。
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