本は読みますか?漫画は読みますか?仕事でPC作業、空き時間はケータイやスマホ、もちろん帰ればテレビもある。いろんな情報が電子化され、今では本すらも電子化されている中、やっぱり私は紙の本が好きです。ブルーライトなどで目を酷使しすぎない、ということもありますが、ページをめくるドキドキは良いものですね。
そんな本好き、、特にマンガ好きなわたしからとても好きな漫画を1つご紹介させて頂きます。タイトルにもあります、
モーニングKC 講談社
「コウノドリ」 作:鈴ノ木 ユウ
これは生命の誕生をテーマにした、産科医のリアルな現場を描いたマンガです。少し前に話題になった「ブラックジャックによろしく」という、医療現場の実際を描いたマンガ・ドラマがありましたが、その作品と似ているかもしれません。第1巻は未受診妊婦、切迫流産、淋病、と妊婦さんにおこりうる(未受診妊婦は少ないかと思いますが)状態を描いています。妊娠すること、出産をすること、というのは本当に大仕事で「できて当たり前」「自然に産めて当たり前」ではないのです。それがいかに大変なことか、特に男性に読んでほしい、と感じました。子を授かることは夫婦に与えられることでありながら、妊娠・出産に関しては男性の活躍の場は少なく、不妊治療においても奥様への援助が足りないように感じるご主人様もいらっしゃいます。生命を授かるとはなんぞや、という点においてもこのマンガは良いのではないでしょうか。
また、先日当院へ講義に来てくださった先生が「妊娠中は妊娠前の生活が表れる、そしてお産は妊娠中の生活が表れるのです。」とおっしゃっていました。大変な出産の現場がたくさん描かれている作品ですが、これから妊娠・出産される方はできるだけ良いお産となるよう、健康には充分にお気をつけください。そして、その中でご主人様の愛あるご協力が得られることを望んでおります。
ご興味ある方は是非ともマンガ「コウノドリ」ご覧になってみてください。第1巻は2013年6月発売で、現在は4巻まで発売しております。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
鍼灸師
西村 亮二
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