書籍紹介「たすけ鍼」

取材・メディア掲載

12月も後半に入り、今年も残すところわずかとなりました。
新年を迎えるにあたり、身の回りの片づけをしたくなる時期ですね。
今日は「たすけ鍼」という小説を紹介したいと思います。

acura acupuncture clinic blog

鍼一本、灸ひとつ・・・人助け、世直しいたします!
江戸は深川蛤町、ツボ師の異名をもつ気骨の鍼灸師・染谷(せんこく)が鍼と灸を巧みに使い病を治すと同時に人の心根も直していく長編時代小説です。

物語の中で鍼灸師・染谷が語ります。
「ひとはだれしもが、おのれの身体をおのれが治す、生まれながらの力を秘めておる。鍼灸や薬は、眠っているその力を、呼び覚ますための助けに過ぎぬでの」江戸時代も現代でもかわらない病を全人的とらえる東洋医学の思想です。

鍼やお灸が未経験で怖いなと思っている方、一度治療受けてみようかなと思えるかもしれません。
そしてすでに治療を受けていただいているアキュラの患者様も「そうそう」と納得していただけると思います。

私も読みながら染谷先生にお灸してほしいと思ってしまいました。

作者自身が鍼灸治療を受けている先生がモデルとなり誕生したこの物語、お正月休みにゆっくり読んでみてくださいね。

「たすけ鍼」 山本一力・著 朝日新聞社

鍼灸師 桑野

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