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むち打ち症(交通事故)と鍼灸治療

衝突時の激しい衝撃によって頚の筋肉や靭帯が損傷され筋肉はスパズムと呼ばれる持続的に収縮し硬い状態になります。
その結果むち打ち損傷では頚部の筋の損傷による疼痛及び、運動制限をもたらします。
後頚部の筋のスパズムは特に、後頭神経痛を引き起こします。
そして頚部から出入りする神経をスパズムした筋が圧迫することにより、上肢へのしびれ等の神経症状が出現します。
また頚部の交感神経も圧迫され  頭痛・悪心等の自律神経症状が起ります。
鍼灸治療は、筋のスパズムに対して非常に有効な治療法です。

むち打ち損傷で頻度の高い症状

頚部および背部痛

事故後に救急外来を受診する患者さんの60%以上が頚部痛を訴えています。
また、背部痛の発症は、65%が6時間以内、28%が24時間以内、残りは72時間以内と言われています。

頭痛

患者さんの80%以上が  頭痛を訴えています。
そのうちの46%は後頭部に、34%が頭全体に、20%は他の部位に起こります。
また、偏頭痛の再発を引き起こすこともあります。

めまい

 めまいを訴える患者さんもたくさんいます。
その50%は、回転性  めまいで、自分自身がグルグル回っているように感じます。
35%は、非回転性  めまいで、フラフラするとか、グラグラするように感じます。
14%に  耳鳴りを、5%は難聴を訴えています。

感覚異常

約30%の患者さんは、他覚所見のない感覚異常(痛みやシビレなど)を頚や腕、手などに訴えます。

筋力低下

筋力低下は、腕神経叢障害・頚神経根症により障害されている神経領域の筋力の低下が起こります。

 

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各疾患と鍼灸治療について

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