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現代医学の顔面神経麻痺の治療法(3)

現代医学の顔面神経麻痺の治療法
現代医学の顔面神経麻痺の治療法

顔面神経麻痺はほっておいても75%が自然に治ると言はれております。早ければ数週間以内に治癒するものもあります。しかし、病状の程度や治療時期の加減で、予後に大きく影響することもあります。

現代医学ではまだ特効薬はなく、発症直後には、一般的に副腎皮質ステロイドや抗ウイルス剤の点滴、星状神経節ブロックなどを行い、改善されなければ、血流改善剤、ATP剤、ビタミン剤や神経賦活剤などが薬が処方されます。

顔面神経麻痺は時間が経てば経つほど、治りにくくなり、後遺症が残ります。したがって、麻痺が起こった早い内からの治療がベストであり、一年以上という治療期間を経て、完治する患者さんもいますが、発症してからの半年前後が勝負のわかれ目だと思います。

現代医学で用いる顔面神経麻痺の治療は、まず第一に薬物療法が選択されます。特に発症直後には、連日(約2週間程度)点滴を行い、治療効果を高めます。治療薬としては、副腎皮質ホルモン、血流改善剤、ビタミン剤や神経賦活剤などが主として用いられます。

また、点滴を行いながら混合ガス(二酸化炭素5%を混合した酸素ガス)を吸入し、顔面神経への血流の流れを改善させ、更に治療効果を高める方法もあります。

星状神経節と呼ばれる自律神経の神経節に局所麻酔剤を注入し、やはり顔面神経への血流の流れを改善させることも同時に行うことがあります。この治療方法を星状神経節ブロックといいます。多くのペインクリニックでこの治療方法が取り入てます。

これらの治療で改善をみない例、あるいは陳旧性の顔面神経麻痺の場合、顔面神経管開放術などの手術的治療の対象となることもあります。

鍼灸治療について

化学薬品等によって攻撃的に病気と闘う現代医学とは異なり、人間が本来持っている自然治癒力(病気やけがを治そうとする力)を活性化し、ホメオスタシス(生体恒常性保持機能・体の状態を一定に保とうとする機能)を働かせることにより、病気の治療にあたるソフトな医療です。また、薬でよく言はれる副作用といったものがほとんど見られない、体にやさしい医療とも言えます。

副作用や痛みを伴うステロイド剤の点滴、星状神経節ブロック注射を使わずに顔面神経麻痺を治療することが可能です。

顔面神経麻痺は中国医学の中では「口僻」や「口眼歪斜」と呼ばれております。顔面神経麻痺の原因と病理は正気不足(ストレスや過労などにより免疫力が低下して、身体の抵抗力がなくなること)によって脈絡が空虚になり、外表を防衛できなくなるため風邪(熱、風、冷)が虚に乗じて顔面の支配をつかさどる主な脈絡に侵入して起こると考えられます。要するに不摂生、睡眠不足などが続いた場合に体が悲鳴をあげて、そのしわ寄せが顔面の神経・筋に悪影響を及ぼし、麻痺させてしまうということです。

はりきゅう治療はとてもやさしく、ぽかぽか暖かい温灸を使います。それによって身体の中に潜んでいる邪気を取り除き、経絡を活性化し、血気の通りをよくします。そうすることによって麻痺していた神経は徐々に回復してきます。
はりきゅうを使うツボは手、足、顔など人によって様々ですが神経支配が失われた筋肉繊維に新たな神経支配をもたらし、それによって神経の働きが回復することが多くの臨床報告によって実証されております。

中国の上海医科大学の「実用内科学」では鍼灸を顔面麻痺に対する主要な治療法と定てます。臨床報告からも鍼灸と吸い玉療法を併用した800症例の結果、 721 例が治癒( 90 %)、著効 60 例( 7.5 %)、有効 10 例( 1.3 %)で、総有効率は 98.8 %とすばらしい結果を残しております。

マッサージや鍼灸での刺激は血行を良くし、表情筋の強ばりを防ぐのに効果的です。また、首筋から肩にかけてコリが強い場合は同時に治療していくと心身ともにリラックスし、より効果的です。鍼灸マッサージを使うことで治癒率を高め、短期間で回復させて後遺症を防ぐことができます。

通院頻度と予後(見通し)

顔面神経麻痺の予後は発症日数に比例します。発症後の鍼灸治療が早ければ早いほど、回復速度も速く、後遺症などが残る確率は大変低くなります。また、治療と同時に十分養生することが発症して最初の4週間ではもっとも大事です。出来るだけ早く麻痺を取り、筋運動を再開させることが後遺症回避のためもっとも重要なファクターとなってきます。できるだけ早く麻痺が取れるよう私たちは全力で治療に取り組んでます。

顔面麻痺は時間がたてばたつほど治すのに時間を要してしまいます。
ひとつは麻痺により筋肉が動かなくなるため顔面表情筋の筋力が低下してしまうこと。もうひとつは筋肉を使わないことによっておこる拘縮により筋肉は弱くなり、固まってしまうこと。拘縮を起こさないよう、発症後はご自分でマッサージやリハビリ運動法に積極的に取り組むことも大事です。

さらに詳しく知りたい方はこちら

スコアチャート

専門家でよく使われている顔面部位評価法チャートです。
表情筋スコアチャート

顔面麻痺の後遺症を測定チャートです。
後遺症スコアチャート

顔面麻痺を治療できる鍼灸院

アキュラ鍼灸院(東京都渋谷区)
〒150-0002
渋谷区渋谷1-4-7 パークアクシス渋谷702
(渋谷駅、表参道駅より徒歩8分)
電話:03-5469-0810
> 地図はここをクリック
> ウェブサイト

大和鍼灸院(神奈川県藤沢市)
〒252-0804
神奈川県藤沢市湘南台1-2-5 丸栄湘南台東口ビル 6階
(小田急線・相模鉄道・横浜市営地下鉄 「湘南台」駅)
電話:0466-54-9091
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