12月に入り、早いもので2016年も残り1ヶ月となりましたね。
年末のご予定は皆さまもうお決まりでしょうか?
先日、患者様から素敵な宿の情報をお聞きしました。
それは、箱根にあるという”養生”するための宿。
自然の山に囲まれた中にあり、
ゆっくりしていただきたい為、2泊以上の連泊制が基本だそうです。
お話しをお聞きするかぎり、とても素敵な宿でした。
たまには観光メインの旅行ではなく、養生のために宿でゆっくり過ごすのも良いかもしれませんね。
さて、今日は”玄米”についてのお話しをします。
玄米とは・・・
玄米は、籾米(もみごめ)から籾殻(もみがら)だけを取り除いたお米で、糠(ぬか)・胚芽(はいが)・胚乳(はいにゅう)という要素が含まれています。
この玄米からさらに、糠(ぬか)と胚芽(はいが)を取り除き、胚乳(はいにゅう)のみにしたお米が白米です。
胚芽(はいが)や糠(ぬか)の部分に、食物繊維・ビタミン・ミネラルが多く含まれている為、白米より玄米の方が栄養面では優れています。
例えばどんな栄養素が入っているの?
・ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンE
・マグネシウムやカリウム、亜鉛などのミネラル群
・食物繊維 等々
上記の栄養素が玄米に沢山含まれています★
ただし玄米にもデメリットがあります。
それは、消化に時間がかかるということです。
胃腸が弱っている方は、消化が早い白米の方が向いてますのでご注意を。
体質改善で、まずは食生活を見直しましょう!と言われる方が多いと思います。
しかし、料理が苦手な方は栄養面を考える食事を作るのは苦手だったり・・・
ついつい外食が多くなってしまう時はありますよね・・・
そんな方はまず、日頃のお米の種類から変えてみてはいかがでしょうか。
炊飯器によっては、炊き方に工夫が必要になりますが、白米と玄米はカロリー面ではそこまで変わりませんし、とても美味しいのでおススメです。
“完全食品”と呼ばれる栄養価の高い玄米を普段の食事にぜひ、とり入れてみてくださいね。
鍼灸師 中村 早耶香
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