さわやか!紫蘇ジュース

妊活応援ブログ

夏もいよいよ本番になってきました!晴れ

アキュラにお越しになる患者様も、先月とは比べものにならないくらい汗をかいてあせる来院されていますし、問診でも夏バテのせいか体がだるい、食欲が落ちているという方が最近増えてきました。

今日も うだるような暑さの中、数名のスタッフと木場公園クリニックの吉田院長の講演会に八重洲まで出かけてきましたが、そんな中、同僚の橋本先生から お母様の御実家のほうで作られた、しそジュースのおすそ分けをいただきました。
ルビーのようなきれいな色のジュースワインを早速飲んでみると、そのおいしさに感動!!ラブラブ!
猛暑で疲れた体に、さわやかなしその香りとさっぱりとした酸味が体の疲れを吹き飛ばしてくれるよう。

御親戚の方の手作りとの事で、私も以前なにかでジュースを作っているところを見たことがあり、自分でも作ってみよう!と早速、自宅に帰って調べてみました。

「しそ」いうと、我が家では薬味として使うくらいで、主役として料理に使うことはありませんでしたが、
調べてみると、驚くほど多くの効能を持っていることが判明!目

まず、しそは中国の漢字「紫蘇(しそ)」からついたという説があります。
遥か昔の中国に蟹を食べ過ぎて食中毒を起こし、苦しんでいる若者がいました。生きるか死ぬかの瀬戸際のところに、華佗(かだ)という有名なお医者さんが、紫色の薬草を煎じて飲ませたところ、たちまち元気になったと伝えられています。紫色をした薬草で蘇った。ここから「紫蘇」と呼ばれるようになったそうです。

昔から薬効の高い植物として使われており、紫と緑のしそは効能が同じものもありますが、アントシアニンを含む紫色のしそは、より薬効が高いと言われています。

どんな栄養を含み効能があるのかというと・・・

(1) アレルギー予防
花粉症やアトピー、ぜんそくなどアレルギー性疾患は白血球中のTNF(腫瘍壊死因子)が増加することが原因の一つとされています。シソ油に含まれるα-リノレン酸にはこのTNFの増加を抑制する作用があり、毎日続けて飲用することでアレルギー体質の改善に役立ちます。
また、しそに含まれるルテオリンという成分がヒスタミンの発生を抑制し、アレルギー症状を緩和すると言われています。

(2) 血液サラサラ効果
血液の凝固を抑える働きがある抗凝固野菜の代表の一つといわれており、肉や油の多い食事を摂る方にはぜひおすすめです。

(3) 腸整・食欲効果
胃がもたれて食欲がない、という方には漢方でしそを処方します。シソの強力な防腐と解毒作用、胃液の分泌と消化吸収を助ける作用、さらに胃腸の蠕動(ぜんどう)運動をサポートする作用が腸整作用に有効に働きます。

(4) 風邪予防効果
発汗作用、去痰作用、解熱作用。

(5) ダイエット効果
しそに含まれるロズマリン酸にダイエット効果あり!炭水化物は小腸で、ブドウ糖へと分解され、体内に吸収されますが、炭水化物の取り過ぎは血中に入ったブドウ糖が中性脂肪へと変化し、糖尿病などの生活習慣病や、肥満を招きます。これを防ぐのが、しそに含まれるロズマリン酸です。ロズマリン酸は、麦芽糖を分解する酵素、マルターゼを阻止、ブドウ糖に分解させない働きがあり、しそ(ロズマリン酸)を取る事により血中に過剰な糖が溢れず、血糖値の上昇が抑えら、長期に渡って摂取すれば、食事制限をしなくても、低炭水化物ダイエットと同じ効果が得られる可能性があると言われています。

(6) 美肌効果
美肌を保ちたい方に 強力な殺菌、制菌、解毒作用があると言われ、美肌を邪魔する雑菌をカットし、老化によるカサツキを防いでくれます。ニキビでお悩みの方にも朗報かも!

このように、しそはとても魅力的な成分をいくつも持っています。アレルギーの予防をはじめ、美肌、腸整・食欲増進、疲労回復、ダイエット、血液サラサラ効果等の健康・美容効果が数多く報告されています。

しそジュースは、おいしくて体にもいい!最高の薬用ドリンクです” alt=”ワイン” width=”16″ height=”16″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/081.gif” />ワイン

いろいろな産地の濃縮タイプ、ストレートタイプのものがでていて1年中購入できますが、ご自分で作ることも可能です。

レシピもたくさんありますが(材料のクエン酸とお酢の種類がちがうくらいです)、代表的なものを載せてみますニコニコ

材料 (原液が2リットルペットボトル1本分 )

・赤紫蘇   500g
・砂糖    1キロ
・酢     50cc
・クエン酸  大さじ2
・水     2リットル

①赤しそは水でよく洗い、水気を絞っておく。鍋に水を沸騰させ、赤しそを入れる。始めは赤い色ですが直ぐに緑色になります。

②煮立ったら中火で15分煮てから、ガーゼやザルで濾します。この段階ではどす黒い赤紫色です。

③②で濾した赤しその抽出液を鍋に入れて、そこへ砂糖と酢を入れます。酢を入れると鮮やかなルビー色に変化します♪

④中火で20分煮ます。冷めたらクエン酸を入れて出来上がりです。ペットボトルに入れて冷蔵庫で保管してください。清潔な保存ビンに入れれば、1年くらい保存できるそうです。

星コツ・ポイント星
飲むときは4~5倍に薄めるので8~10リットルの赤しそジュースになります。経済的! ¥
クエン酸は薬局で売ってますが、どうしても入手できない場合は、レモンの絞り汁で代用できます。

紫蘇の旬は、青紫蘇が6月~9月、 赤紫蘇が6月~7月。青しそは一年中見かけますが、赤しそはこの時期だけです。
早速、私も作ってみようと思います! 皆様も是非お試しください!

鍼灸師 中嶋 恵子

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