春野菜で便秘解消!

妊活応援ブログ | 不妊鍼灸治療のアキュラ鍼灸院

春野菜で便秘解消!

風薫り緑が目に眩しい5月。
八百屋さんにも色々鮮やかなグリーンが並んでいます。
冬の間にエネルギーを溜めて芽吹いたタケノコ、山菜や蕗に変わり、この所はアスパラガスやそら豆、春キャベツがハバを利かせています。

食・睡眠・適度な運動によって私達人間の身体は健康を保つ事が出来ます。体質的に弱くても、毎日の地道な養生で体質改善が期待できるんです。
このことを東洋医学では「後天の精」を補うといいます。

さて、私の食養バイブル、The Tao of Nutrition by Maoshin Ni Ph.D., C.A.によると:

春野菜で便秘解消!

アスパラガス

清熱、デトックス、そして血流を促す作用が有ります。
具体的な症状としては;便秘、高血圧、高コレステロール血症、動脈硬化、そして乳ガンに効果的、とされています。

民間療法のレシピ

便秘:アスパラガスとキャベツを軽く蒸して食す。
高血圧、高コレステロール血症、動脈硬化:アスパラガスに蜂蜜を一匙程加えてミキサーにかけて飲む。(う~ん?おいしいのかな?)
乳ガン:アスパラガスとタンポポを煮出して煮汁を飲む。また、煮出したアスパラガスとタンポポはガーゼにくるんで患部に当てる。(たんぽぽぉ~?想像出来ない!)

こんな事が書いてありますが、これらはあくまでも民間療法として薦めているレシピで、特定の病にかかっていない場合はただ、美味しくいただきましょう!

と言っても、私も長年便秘に悩まされ苦労して克服、お通じは睡眠と共に健康のバロメーターだと言っても過言ではないと思っています。

便秘解消にアスパラガスとキャベツをいただく、というのはどうでしょうか?私の場合は、これら野菜を大きなフライパンで蒸し焼きにして、お手製(お手軽)ソースをかけたりディップにしていただきます!和風な気分のときは濃いめのポン酢をさっとかける、或いはお味噌にみりんお砂糖少々と摺り胡麻,葉山椒の刻んだものを合わせて。中華な気分のときはニンニクと生姜をみじん切りにしてキャノーラオイルで炒め粗挽き黒こしょうとシーソルトを一つまみ入れて最後にごま油と摺り胡麻を一垂らし。或いはプレーンヨーグルトと摺り下ろしニンニクと塩こしょうにレモン汁とパルメザンチーズ、そしてフレッシュ・ディルを混ぜてちょっとした地中海風ソースにディップしていただいても美味しいかもしれないですね。

春野菜で便秘解消!

とくに地中海風ソースは蒸した白身魚や鶏肉,或いは揚げ物にも相性がいいんです。お肉や魚をフリッター風に揚げてナゲット感覚でパーティ・レシピにもぴったり!お野菜はフライパンで蒸し焼きにすると、ちょっと焦げ目がついて甘みもグッとアップします。

私が尊敬して止まないMaoshing Ni博士は便秘(Constipation)についてこんな風に言っています;

”口に入ったものが腸を通過して排泄されるのに6-8時間を要します。しかしそれ以上に大腸での滞留時間が長ければ長い程水分は失われ固くなってしまった残滓は排泄に苦労する事となり痔や大腸ガンの原因になります。

解消法として直ぐに出来る事は、お通じの時間を規則正しく、毎日何時にトイレに行くかを身体に記憶させること。毎日100回、おヘソ周りを時計回りに擦って大腸の蠕動運動を促す。”

そして身体を継続的に動かす事。例えばウォーキング30分はとても大切です!アキュラ鍼灸院に通っていらっしゃる患者様なら皆さん、先生達にしつこく言われていますよね。

私達人間もこの地球に生かされている生き物です。自然に逆らう事は出来ません。また、人間は植物と違って動く生き物、動物の一種なんです。動く事は私達人間にとって当たり前の事。旬のものを美味しくいただいて、よく動き、身体は疲れてよく眠れる様になりますよ! そうして後天の精アップを計りましょう!
次回の私のブログではこの「後天の精」について少し詳しくご説明したい、と思います。

大西

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