”ツボ” は鍼灸の言葉でいうと、「経穴」のことです。そのツボを結んでできる線は「経絡」と呼ばれ、「気」の伝達経路であるといわれます。しかし、その実態はまだ明らかになっていません。存在するといっても、人体を解剖したところで見えるわけではないからです。
この経絡のしくみを説明するにはいろいろな説があります。私は細細胞の成長段階でツボと経絡の形成が関わってくるのではないかと思っています。
卵子が受精すると、一つの受精卵は横に分割して二つの細胞になります。それから縦に四つ、八つと分裂していき、その後、数え切れないほど分割して桑実胚(桑の実のように見えることからこう呼ばれる)となります。
この細胞は、その次に胚盤胞となり、子宮内膜の中に入り込みながら胎盤を形成(着床)します。さらに分裂をくり返しながら胎児となっていきます。
そして細胞分裂の際、折り目のようなものができ、その折り目が塀のように境となってさまざまな臓器や器官に変貌していきます。
そのときできる折り目が「経絡」ではないかと、私は信じています。
その折り目は、生まれてきたあともカラダの中に残っていて、その折り目を通じて、各臓器がつながっているのではないのかと考えているのです。
アキュラ鍼灸院では、腰痛などを治療するときに手足のツボを使います。手や足のツボを使って腰痛を治すことが可能なのは、この経路がちゃんと生きている証拠だからだと思っています。
ところで、このツボですが、カラダの中を流れている電流――これがまさに「気」の正体でしょうーーが、最も皮膚の表面に現れるポイントと表現することができます(ツボのことを地下水脈を汲み出す「井戸」にたとえる鍼灸師もいます)。
皮膚の表面に近いということは、外界からの電気刺激に敏感なポイントだということでもあります。そして電気が流れるということは、経絡に電気抵抗が発生することもあるということです。
鍼灸を科学することは容易ではありませんが、鍼灸で使う鍼が金属でてきているということは、この電気抵抗をなんらかの形で調整し、治療効果を得ているということになります。
患者さんにツボの存在を知ってもらいもっとも良い方法は自宅でお灸をしていただくことです。私達はお灸チャレンジと呼んでいますが、お灸をする前と後では、カラダの柔軟性が全然違います。みなさんも是非、チャレンジしてみてください。https://www.youtube.com/watch?v=mYcTRdI2Bek
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