【妊活!50の条件】36 – 東洋医学と西洋医学の違いについて

妊活応援ブログ

西洋医学は科学の医学です。カラダに現れた症状やさまざまな検査結果によって病気を特定し、その症状を抑えるために投薬や外科的な手術などを行ないます。

しかしその半面、具体的な症状や病名が特定できないと、適正な治療もむずかしいことがあります。

それに比べて東洋医学では、その人に現れている症状や状態を全体的に把握することから始まります。それは病気を特定することとは違います。東洋医学ではこれといった病名を特定しなくても、体調を整えることは不可能ではないのです。

また病気とはいえないまでも、どこかに不調があるということも治療対象になります。そして鍼治療やお灸には、副作用がほとんどないことも利点です。

東洋医学の治療の基本は、自然にカラダがそうなるように仕向けていく、というような感覚です。そのため一人ひとりのカラダに合った、いわゆるオーダーメイドの治療が行なわれます。

また身体の治療はもちろん、毎日の食生活、運動習慣などもトータルでアドバイスするのが特徴です。

だからといって、どちらか一方の医学が正しいとか、優れているとかということではありません。西洋医学も東洋医学もそれぞれにいい部分があります。ですから両方のいいところを取り入れることで、さらに治療効果がアップすると考えてください。

医師から処方された薬がある方は、その薬を持って東洋医学の治療院にご相談に行かれるのもよいと思います。西洋医学を尊重した上で、よりよい体調を保つためのコツを手に入れることができるはずです。

東洋医学では、気の異常の診断には腹診、脈診、舌診などの独特な診断法を使います。

最初にカラダの異常がどこにあるかを診断し、治療によって腹部と脈を整え、どれだけそれらが変わったかを調べることで治療効果を測定します。腹部と脈が整えば、気の異常がよくなっていることになります。

私たちは鍼や灸を利用することで、気の異常を取り除き、異常がなくなればカラダの冷えが弱くなったと理解します。冷えが弱くなるということはカラダが温まることです。

西洋医学には、残念ながら「冷え」を測定する方法がありません。そもそも「冷え」という概念がないのです。ですから、「冷え」を診断するには東洋医学で使われる腹診、脈診、舌診といった古来からの診断法を使うしか方法がありません。

「ずいぶんアナログだな」と思われるかもしれませんが、逆に考えると、数千年も前から使われている診断法が、遠く時を経た現代にまで生き残っているということは、これらの診断法の正しさを証明している、と私は思います。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

最初から読み直すには 『妊活!50の条件 』 からどうぞ。
次は鍼灸治療と不妊について、お話したいと思います。

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