妊活力を高める為に、睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動が大切です。
この中で、睡眠時間がとても少ない方が多いように思います。
日本は世界で最も睡眠時間が少ない国民と言われています。
日本人の30%強の人が睡眠時間6時間を切るそうです。
急に睡眠時間を長くとしましょうと言っても難しいのが現実。
それに睡眠の質を上げる為に、あれもこれもを新たにする事が増えるのも大変だと思います。そこで、まず寝る前に出来ればやらない方が良い事だけでも気を付けてみるのはいかがでしょうか?
寝る前に出来ればやめて欲しい事
その① 寝る直前にご飯を食べてるのをやめてみる
消化には2−3時間かかると言われています。内臓が消化していると、脳がまだ働いていると思い、休息モードにならず、眠りが浅くなるそうです。
その②寝る前にアルコールやカフェインを取らないようにする
寝つきを良くする為に少量のアルコールを取られる方もいらっしゃると思いますが、寝付きは良くなっても、睡眠が浅くなると言われています。またカフェインも個人差はありますが、飲むのは寝る5−6時間前ぐらいまでにすると良いと思います。まずは食後の1杯を我慢してみましょう。
その③寝る前にブルーライトを浴びない
スマホ等の液晶画面からはブルーライトという光が出ています。これは睡眠の質を良くするメラトニンを抑制してしまいます。寝る前にスマホ見ないとストレスで眠れないという方は、ブルーライトをカットする保護シールもあるので使ってみてはいかがでしょうか?
その④お休みの日も起床と就寝時間を同じにする。
これが1番難しいかも知れません。お休みの時に寝溜めするという方も多いかもしれません。ただ良質の睡眠をとる為には、寝る時間は規則正しくする事が大切です。
週2回テレワークをしている人は、そうでない人に比べて、睡眠の質が落ちる人が多いという集計結果も出ているそうです。これはテレワークをしている日は起きる時間がいつもより遅くなる傾向があり、生活リズムが崩れやすくなり、それが睡眠の質を下げているそうです。
寝る前に出来ればやめて欲しい事を4つ挙げさせていただきましたが、全て行うのは難しいかもしれません。全部やろうとしてストレスが溜まると睡眠の質が下がってしまうので、無理のない所から始めてみてはいかがでしょうか?
鍼灸師 斎藤千代
よろしければ過去の記事も参考にしてください。
妊娠と睡眠
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