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東洋医学からみた6タイプの体質

★一番下に過去の記事のリンクを添付しておりますのでご参照ください。まだ読まれていない方は是非ご覧になって、ご自身のお身体を見直すきっかけになりましたら幸いです。

東洋医学では『気』『血』『津液(水)』という3要素が健康な身体にとって、とても大切なものになります。
『気』は生命のエネルギー『血』は血液とその機能『津液』は血液以外の水分とその機能のことを指します。
この3つの要素が充実してスムーズに巡ることができていれば、人は健康な状態を保つことができますが、不足したり、途中で滞ったりすると、身体に異常が現われてきます。

患者様で多いのが『気虚』『気滞』『瘀血』と言われるタイプです。
ご自身のお身体と照らし合わせてみて読み進めてみてください。

★気虚(ききょ)タイプ

このタイプの人の特徴は、倦怠感・息切れ・風邪を引きやすい・冷え性などです。
「気」は元気・気力というように活力の基です。「気」の不足は疲労や倦怠感、息切れを感じやすく、冷え性にもなりやすいです。特に胃や腸の冷えは消化機能の低下にも繋がり、食欲不振・胃もたれ・軟便・下痢といった症状が出ることもあります。
「気」は免疫力や自然治癒力にも影響を及ぼしますので、特に症状が酷いと思われる方はしっかりとした対策が必要です。
気虚は、文字通り「気」が不足しているので、補うものを食するように心掛けましょう。
オススメの食材は、
牛肉・鶏肉・うなぎ・鶏卵・エビ・もち米・山芋・かぼちゃ・玉ねぎ・にんにく・ねぎ・生姜・豆・納豆・きのこ・栗・林檎・ほうじ茶・紅茶・緑茶 など
ポイントは、

・体全体を温める

・胃腸の消化吸収機能を高め、負担をかけない食事

ポイントを踏まえ、冷たいもの・生もの・脂っこいもの・チョコレート・刺激の強い食材などは、なるべく避けるようにした方がいいです。

★血虚(けっきょ)タイプ

このタイプの人の特徴は、めまい・立ちくらみ・顔色が白く艶がない・肌がカサカサするなどです。
「血」の働きが不足している状態を指します。血液検査で貧血と診断されていなくても、血球細胞の形や働きが悪くて異常な症状を起こした場合など、貧血の一歩手前の状態も含めて広い意味での血の不足を『血虚』と考えます。
オススメの食材は、レバー・豚肉・うずら卵・黒米・黒豆・プルーン・人参・トマト・なつめ・ほうれん草・ほうじ茶・紅茶など

ポイントは、

・胃腸の消化吸収機能を高めて、胃腸に負担をかけない食事

・黒い食材、赤い食材を積極的に摂る

・偏食をさける

ポイントを踏まえ、冷たいもの、生もの、脂っこいもの、チョコレート、甘いもの、辛いものの摂り過ぎに注意しましょう。

★陰虚(いんきょ)タイプ

このタイプの人の特徴は、微熱・耳鳴り・寝汗・空咳などです。
「水」が不足していて体の潤いが足りない状態を指します。水は陰陽の陰に属し、体内の陰陽バランスを保つために『体を潤し、熱を冷ます』という重要な役割をしています。
女性が更年期に近づくと、のぼせ・ほてり・汗をかくなどの症状が現われますが、これも陰虚と関係していると考えます。
それ以外にも、陰虚の人はやせぎみで、頬が赤みを帯びやすく、体の潤いが足りないために、肌がカサカサし、目や口の乾燥などの症状も現われやすいです。
オススメの食材は、豚肉・鴨肉・鶏肉・すっぽん・はまぐり・あわび・黒米・豆乳・豆腐・れんこん・きゅうり・トマト・ごま・梨・ライチ・レモン・メロン・ミント茶・緑茶・菊花茶など

ポイントは、

・酸味と甘味の食材を一緒に使う

・体を潤わせる食材を積極的に摂る

ポイントを踏まえ、香辛料・薬味野菜・冷たいものは控えましょう。

★気滞(きたい)タイプ

このタイプの人の特徴は、イライラ・怒りっぽい・不安・憂鬱などです。
ストレスや精神的な過労が続き、「気」がうまくめぐらず停滞した状態を指します。
東洋医学の気のめぐりは、西洋医学の自律神経の働きと重なる部分があります。
気滞になると、精神的に不安定になり、イライラしたり、怒りっぽく、時には落ち込みやすくなります。
気のめぐりを司るのは『肝』で、肝の経絡は体側にあり、気滞では、こめかみの痛み、乳房の張り、両脇の張りなど、側面に症状が出やすくなります。また、胃やお腹が張ってガスやゲップが出やすくなったり、不眠、夢をよくみる、喉の不快感、血圧が高くなる、女性では、生理不順、月経前症候群などに悩まされる人もいます。
オススメ食材は、レバー・イカ・あさり・しじみ・発芽玄米・セロリ・せり・三つ葉・ミント・ゆり根・苦瓜・クコのみ・かんきつ類・ミント茶・ジャスミン茶など

ポイントは、

・気をめぐらせる香味野菜を積極的に摂る

・香りの食材は、加熱を少なめにする

・肝の機能を促進する酸味のある食べ物を摂る

ポイントを踏まえ、味の濃いものは避け、イライラや頭痛があるときは辛いもの、ガスやゲップの多いときは芋類・豆類は控えましょう。

★瘀血(おけつ)タイプ

このタイプの人の特徴は、顔色や唇の色が暗い・頭痛・肩こり・手足の冷えなどです。
血がドロドロして、めぐりが悪い状態をさします。血のめぐりが悪いと、末梢の栄養不足と老廃物の蓄積から、顔や唇の色が暗くなり、シミやそばかすが多くなりやすくなります。そのほか、手足の冷えや便が黒っぽくなるなどの症状が現れます。
さらに血行不良が続くと、慢性的な肩こりや頑固な頭痛・関節痛、女性の場合ですと、生理痛や生理の血に黒っぽいレバー状のかたまりが混じることがあります。
瘀血はいろいろな病のもととなり、この状態が続くと、心筋梗塞・狭心症・脳卒中・子宮筋腫など様々な病気になることがあります。
オススメの食材は、イワシ・サンマ・サバ・カニ・ドジョウ・玄米・玉ねぎ・ニンニク・らっきょう・にら・ねぎ・生姜・黒きくらげ・シナモン・サフラン・黒酢・桃・ウコン茶など

ポイントは、

・美食、過食を避ける

・適度な運動を心がける

・血をサラサラにする食材を多く摂る

・体を冷やし過ぎないようにする

ポイントを踏まえ、脂肪、とくに肉の脂身、バター、甘いもの、塩辛いもの、味の濃いもの、冷たい飲み物やアイスなどの食べ過ぎに注意しましょう。

★痰湿(たんしつ)タイプ

このタイプの特徴は、肥満体・血中コレステロールや中性脂肪が多い・痰が多いなどです。
水は流れが滞ると、濁ってきます。体の中でも水分代謝が悪いと、余分な水分や脂肪分が溜まった「痰湿」の状態になり、ニキビ・吹出物・痰・おりものや、時には軟便・下痢になって体の外に出そうとします。
痰湿タイプの人は、暴飲暴食、脂っこいものや甘いものの取り過ぎ、運動不足の傾向があり、肥満や高脂血症になりやすいです。酷くなると、動脈硬化・狭心症・脳梗塞になるケースもあります。
そのほか、頭が重い・体がだるい・吐き気やめまいが出やすいなどの症状が出ることもあります。
オススメの食材は、玄米・はと麦・海藻・きのこ・たけのこ・根菜・アスパラガス・かぼちゃ・こんにゃく・緑豆・バナナ・烏龍茶・プーアール茶など

ポイントは、

・食物繊維に富んだ穀物類をよく噛んで食べる

・甘味、辛味、塩辛い味付けが基本

・食べ過ぎに注意

ポイントを踏まえて、肉類・卵黄・魚卵・脂っぽいもの・味の濃いもの・炭酸飲料などは控えた方がいいでしょう。

あなたはどのタイプでしたか?

中には2つのタイプを併せ持った方もいますので、自分はこれだけを気をつけていればいいという訳ではありません。
「健康」を維持・継続して行くには、運動、休養、そして栄養のバランスが大切です。
「これだけ」ではなく、バランスの良い食生活・生活習慣を心がけて下さい。

鍼灸師 西脇 晃

よろしければ過去の記事も参考にしてください。
東洋医学的な考え
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