鍼灸の守備範囲は意外に広い

まだまだ一般的には知られていないようではありますが、鍼灸は不妊治療だけでなく、つわり、逆子、安産支援、乳汁分泌不全など、幅広い対応が可能です。
また、最近メディアでも頻繁に特集されている「産後うつ」に関しても、鍼灸の産後ケアで予防の手助けができると考えています。
出産・妊娠で女性の体に大きな変化にさらされます。通常時(月経周期)の女性ホルモンの分泌量変化を20階建のマンション(60m)の高低差だとすると、女性ホルモンの分泌量は妊娠中に徐々に高まり、出産時のピークにエベレスト(8000m以上)は高さになり、出産後には急激に落ち込むというのです。そんな簡単には、身体がこのホルモン変化についていけないのは当然でしょう。
産後うつは特別なことではなく誰にも起こる

産後うつの原因は、急激なホルモンバランスの変化と共に、育児や経済的不安、周囲のサポート不足、完璧主義などが挙げられます。妊婦全員の身体に起こる変化に加え、個々人の複数の要因が重なることで、深刻さの度合いが変わると考えられます。
あるNPO法人の調べによると、10人中8人が「自分は産後うつだった」という回答があったと報告しており、決して特別なことではなく、誰にでも起こりうることなのです。
高齢出産が増加し、体力の回復も遅い上に不安でいっぱいの毎日、眠れない、話す相手も手伝ってくれる人もいない、あちこちが痛い。そんなつらい状況でも、赤ちゃん優先で自分の身体を後回しにしていたら、身体が悲鳴をあげるのは当然です。
鍼灸は、総合的に身体をケアする治療

そんなとき、鍼灸治療は自律神経を整えることによって血流の改善、ホルモンバランスの回復を促します。また、産後に起こりやすい腰痛、ガチガチになった背中や肩こり、腱鞘炎、痔などの辛い症状もカウンセリングを受けながら改善できます。心身共にリラックスし、体力の回復を促すことができます。元気になったお母さんのエネルギーは、お子さんをケアする源となります。
女性は、ライフサイクルに応じた健康管理が必要となります。身体も心もしんどい、どこに頼ったら良いのかなと悩んだときに、病院、地域の子育て支援情報、助産師外来、母乳外来などに加えて、「鍼灸」も選択肢の中に入れてはいかがでしょう。
『ココロもカラダも温める』をテーマに、妊活するすべての人へメッセージを発信しています。
時節に応じたカラダの養生、たいけん先生がお悩みにこたえるQ&Aなどのインスタライブも好評です。(毎月第4日曜日予定)現在、フォロワー数が1,400人以上となっております。ぜひ、フォローお願いします!
\フォロワー急増中!!/
妊娠しやすいからだづくりをサポート、20年の販売実績を誇るアキュラ鍼灸院オリジナルサプリメントです。
\葉酸サプリ、話題のPQQサプリなど販売中です/
コメント