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子宮の冷えについて

おへその周りが冷たい、と感じたことはありますか。夏は特に体表面の冷たさを感じることが多いと思います。しかしこれは、「汗」による放熱反応。体温を保つためには必要な代謝です。また美容のために1日2リットルの水を飲むなど、身体が欲していないのに無理して飲んで、胃袋を冷やし、隣接する臓器をカラダの中から冷やしているなんてこと、ありませんか。過剰水分は「ダルさ」や「むくみ」を招きます。これを経験した人は意外に多いのではないでしょうか。

カラダの深部の冷え

カラダの芯部の冷えの行きつく原因は。。

温かくしているのにまだ寒い、しっかり温まった感じがしない、温かさが長続きしない、このような「冷え」の原因は何でしょうか。そんな時に振り返っていただきたいのは「食事」。今朝は食べましたか?栄養不足が「冷え」を招いているケースは少なくはありません。食事は、いのちある限りずっとずっと途切れなく続くものです。ですからその内容を意識しなければならない時が、人生において何度かあるようです。

食事によって造られる血液。その血液は必要とされるところから順に分配され、送られる量が配分されている、ということをご存知ですか?例えば、心臓へは心拍出量の約5%、同様に脳循環には約15%、肝循環には約20~30%、腎循環には約25%。筋肉への循環においては安静時約20%に対し、活動時は約80%に一気に増加します。これは例えば、戦いを控えているような緊張時は、すぐに動けるように臓器や筋肉に先に血液が回るため、手足に血液は回らないということを意味します(そういう時は手足は冷たくなりますのでよくわかります)。また、美を意識しての過度なダイエットなど食べる量が少なくなるような時は、生命を維持させる方が優先されるため、生理(出血)は止まります。

このように、血液はおかれている環境とともに動きます。そうなれば、血液を作り出している栄養もカラダの状態に合わせ、必要とさえるもの、必要とされる量が刻々と変化するといえるのではないでしょうか。

冷えないようにするために

温かい環境に身を置くことも大切です。

私たちがカラダの中に取り込んでいるもの、それは「飲食物」だけです。ほかのものはカラダには入ってきません。ですからカラダに取り込む物に注意すれば、この問題もおのずと解決していきます。

東洋医学では、足腰の冷えや身体の奥からの冷えに対して「温裏類」の食薬を使用します。これは臓腑を温め、冷えの症状を改善する役目をします。食材には、ニラ、韮子(きゅうし*ニラの種)、唐辛子、ピーマン、山椒、胡椒、シナモン、黒砂糖、鮭、鯵、乾姜(かんきょう)、グローブ、フェンネルシードが挙げられています。(別ブログにて、これらを使ったクルミ黒糖のおやつをご紹介させていただいています!)

これらを日々の食事の中に幾つがずつでも摂っていくことで、徐々に臓器が温まり、その保温が継続され、もちろん子宮にもその影響が及ぼされることで血行が促され、妊娠につながるカラダづくりの基盤が調ってくることでしょう。

妊活食材は、「良い!」と言われたからとそれを凝って使うではなく、無理なく継続して確実に摂っていくことが大切なようです。

Quality of foods

食卓は彩りよく。

現代の日本の食物に「四季」はなくなりました。これにより食べ物のエネルギーは人工的にコントロールされるようになり、「自然との調和」を図ることは難しくなりました。また、世界でもトップクラスのストレス大国日本となり、食物の持つエネルギーを体に取り込む機能が狂いました。
カラダの声を聴いていますか?

このような時代に飲まれてしまっていれば、子宮は冷えるばかりです。
食品は見直され始めています。「ふるさと納税」というその土地土地の四季折々の食材が得られる制度も整ってきています。「無農薬」「有機栽培」「自然農法」「地域限定」「指定農家」「トレーサビリティシステム」「スローフード」等の言葉も注目を集めるようになりました。

ショーケースに並ぶものをただ買い求めるのではなく、「大地の恵みに感謝して」という意識の持てる食材をカラダに取り込むことによって子宮を温め、大切な子どもが初めて暮らすお部屋を暖かくして待ってみてはいかがでしょうか。

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