妊活とお酒
妊娠中はお酒を控えている方が多いと思います。なかには妊活中も深酒しないように気にされている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、お酒は上手に付き合うことで妊娠率UPにも繋がることをご存知でしょうか。今回はどのように不妊・妊娠にお酒が関連してくるのか、をご説明したいと思います。
お酒を欠かさないという皆さま方、必読です!!
お酒は嗜好品

美味しいものとは上手にお付き合いしたいですね。
「乾杯!」そう言って口にする最初の一杯目は、何故だか格別の味がします。特に夏は、キンキンに冷えた生ビールが美味しそうに眼に映ります。では、そのあと何を口にされていますか?お食事にお箸を伸ばしますか?それともさらにお酒に進んでいるのでしょうか。多くの方が、「最初の1杯目」のためにできるだけ空腹にしてお酒の席に臨みます。中には沢山飲みたいからと、酔い防止策にと牛乳を飲み準備万端で向かう方もいらっしゃるかもしれません。お酒やお菓子などは、食品分類で「嗜好品」に位置づけられます。嗜好品とは、「自己(の感覚)を満たすもの」と解釈されます。ですから、カラダを動かす原動力としての栄養学的評価は「Empty Calorie」といって「栄養の価値がない」とされます。極端な表現をしてしまえば「生きていくために必要な食べ物ではない」ということです。では、なぜ存在するのでしょうか。
お酒の表と裏

嗜好品の役割には、「ストレス発散などリフレッシュ(精神的満足感を得る)」等が挙げられます。ですから、適度な摂取は自然なことであり必要な事でもあるのです。しかし、嗜好品の主体は基本的には「糖分」です。適切量を越え、ストレスを理由にお酒やお菓子ばかりを摂っていては栄養学的に身体のバランスを崩すだけでなく、糖分を栄養源とする「脳」の作用にも影響し、生活習慣病の引き金になるほか、ココロも乱れも生じてしまいます。
妊娠率がUPする理由
「飲むことで妊娠できる!」というわけではありません。むしろ妊活中・妊娠中・授乳中は基本的には「禁酒」となります。アルコール成分により卵や胎児に悪い影響を及ぼす確率が高いためです。このことは日本国内のみならず諸外国でも同様な指針が掲げられています。とりわけアメリカやイギリスではとても厳しい制限がなされます。ですので、やはり「お酒は控えてほしい」と思います。しかしここであえて「控えて」とさせていただいたのは、お酒による「リラックス効果」と期待したいからです。多すぎるお酒は何も生み出しませんが「適度なお酒」は、心身の緊張を取り除くだけでなく、笑顔になることで副交感神経も高まり、まさに妊活に適したリラックスしたカラダの状態になることも考えられるからです。また禁酒を意識してのストレスが蓄積してしまうことも避けられるという見方もできます。例えば、ワインでしたら、ワイングラスに6割くらいで1~2杯程度、1週間に1~2回程度までであれば「よい気分、よい心地」程度のリラックス効果が期待できると思います。妊娠中以降は、お酒はお休みになるので、今のうちから量のウォーミングアップしておくのも手かもしれませんね。*普段お酒を飲まれない方は無理して飲む必要はありません。
乾杯のあとはまず食事を!

野菜や蛋白質をしっかり揃えて食べるとさらに効果的です。
乾杯の後は、食事に箸を伸ばしましょう。もちろん、生活習慣病対策としても有効な食事摂取方法にもなります。「食事を食べていてはお腹がいっぱいになりお酒がまずくなる」「太く短く生きるからいい」等色々なお考えはあると思いますが、諸外国では「自己管理」は査定対象になります。もし、お酒を優先して食事がおろそかになるようなことが続く環境にあるのであれば、自分の将来のためにも「食事と嗜好品」に対する意識を少し変えてみてはいかがでしょうか。また、お酒を飲んだ終盤に差しかかるころ、「主食(糖質)」が更に欲しくなります。これは、よく言う「締めのラーメン」等のことで、満腹中枢の麻痺に加え、味覚も遠くなっていることから、舌にある味覚センサーもうまく作動せず、味の濃いもの、そしてしっかりとお腹にたまるものが欲しくなってしまう状態を招きます。これは、栄養の無いものを摂り続けていたために、体が本来の作業をすべく栄養を取り込むよう作用するのであって、仕方がなく起きてしまういことなのですが、「高血圧」「脳卒中」「虚血性心疾患」など本当に体に悪影響を及ぼすことばかりを突然引き起こす火種になりますので、避けたいものです。
食事コントロールが難しい時は「咀嚼」に注目!!

口に入れてすぐに飲み込めないものはよく噛むので唾液もよく出ます。
「理論は分かるがそうはいかない」「お酒の席ぐらい楽しみたい」という方のために、では「これだけは」というポイントをお伝えいたします。それは、「咀嚼」です。お酒を噛んで飲め、とまでは言いませんが、よく噛むことで、唾液がたくさんでます。「唾液」は「第一消化酵素」です。唾液が出ることで胃酸での消化活動の負担が減り、これにより代謝の効率が上がるだけでなく、咀嚼により脳への刺激が適切に行われるため、全身への神経伝達が正常になり生体反応の亢進と抑制のバランスが保たれます。このことで、食事やお酒の量が自然と決まり、自然な状態でいれば欲する量まで達するとそれ以上は進まなくなってくることでしょう。酔いも回りにくくなるかもしれませんね。タイミングとしては、唾液を出して(つまりよく噛んで)食べる機会は早い方がよいでしょう。先だしや生サラダなど噛むことに時間を要すものを選んで、それから食べるようにしてみてください。また、食物繊維の多いものは血糖値の上昇を緩やかにする働きがありますので、生活習慣病対策には大変効果的です。
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