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男性不妊の原因 精索静脈瘤に対する鍼灸効果

男性不妊に関する論文を紹介します。

手法:鍼灸を週に2回、2か月間受けてもらい、半年後に測定

結果:精索静脈瘤の患者さんを手術群と鍼治療群に無作為に振り分け両群とも有意に改善。

 

注目すべきは手術なし、鍼灸群の改善率。 

前進運動率 9.35% → 19.96%.
正常形態率 8.5 %→ 15.8 %
更に、精子濃度については、鍼灸群の方が高かったと結論づけています。

院長からの補足:

顕微鏡下精索静脈瘤低位結紮術 (Micor-TESE)を受ける前に鍼灸を2か月間受けることで、TESEを回避できる可能性がこの論文から示唆される。

なぜ二カ月か?

精子の基になる精祖細胞は、精巣の中にある精細管内で、ホルモンの働きかけにより細胞分裂を繰り返します。精祖細胞が精子に成長するまで、約74日かかります。ですので、これが2か月の根拠だと思いますが、ちょっと短いですね。当院では10週間通院いただいております。その後、再度精液検査を行い、顕微鏡下精索静脈瘤低位結紮術を受けるかどうか判断していただきます。

精子まで成長すると精巣上体へ入って成熟し、自分の力で子宮内に進んで行く力や、卵子に進入する力をつけます。

成熟には1週間~2週間かかるといわれています。成熟に問題がある場合は、10週間を待たずとも、もっと早く成果がでる場合もあります。

また、精漿といって、精子以外の部分に問題がある場合も、10週間を待たずして成果がでることもあります。

Randomised clinical trial of comparing effects of acupuncture and varicocelectomy on sperm parameters in infertile varicocele patients
E V Kucuk et al. Andrologia 2016 Dec;48(10):1080-1085
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26791438/

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