逆子治療(逆子の鍼灸治療について)

逆子鍼灸治療
目次

逆子について(骨盤位)

通常、お母さんのお腹の中で赤ちゃんの骨盤は上方にありますが、逆子になると下方に赤ちゃんの骨盤がある状態になります。
この骨盤位の状態を通称”逆子”と呼んでいます。
逆子(骨盤位)の発生頻度は以下の通りです。

  • 25〜28週(7ヶ月). . . 30.2%
  • 29〜32週(8ヶ月). . . 22.0%
  • 33〜36週(9ヶ月). . . 13.6%
  • 37週以降(10ヶ月). . . 4.3%

33週までは、お腹の中で赤ちゃんの自己回転が可能と言われており、概ねほとんどの逆子は何もしなくても自然に正常位に戻ると言われています。 逆子(骨盤位)の原因については、臍帯の巻き付きや子宮筋腫など、環境や胎児自身に原因を求めるものもありますが、大部分は原因不明と言われています。

東洋医学的には、冷え、気血不足、気の滞り、胃腸の不調など、様々な原因があると考えます。

アキュラ鍼灸院の逆子治療(逆子鍼灸)
アキュラ鍼灸院独自の逆子治療メソッド

逆子の鍼灸治療を開始する最適な時期は、妊娠30週〜36週です。

アキュラ鍼灸院では三陰交や至陰といったオーソドックスなツボに加え、当院独自のメソッドにより、子宮周りの温度を上げ、子宮緊張を緩和させることにより、有効的な逆子治療を行っています。

治療開始直後より、赤ちゃんの胎動が感じられ、その場で回転することも稀にありますが、ほとんどの場合は2〜3回の治療で60%以上の逆子が回転します。

逆子治療は、30週〜34週が修復しやすい時期となり、35週や36週になると赤ちゃんが大きくなり、お部屋が狭くなるため治りにくい傾向にあります。

また、1回の治療で逆子が治っても次の妊婦健診時に逆子に戻っている場合もあります。 逆子で当院に来院される多くの患者様は、来院前に逆子体操、寝る向きの工夫やトコちゃんベルトなどを使用されているにも関わらず、結果が得られない為、来院される方がほとんどです。

外回転術は熟練技を要しますし、多少のリスクを伴います。

心配な場合はまず、鍼灸治療をお試しになってみてはいかがでしょうか?

超音波診断装置(エコー)

超音波診断装置(エコー)

当院では超音波診断装置(エコー)を使い、施術前にお腹の中の赤ちゃんの位置を確認しながら逆子の治療をいたします。
逆子(骨盤位)と診断されて来院される患者様の約10%程はエコー確認後正常位です。
このため、的確な逆子鍼灸を行うため、エコーを使用しています。

※超音波診断装置(エコー)の使用については,診療の補助としてではなく、逆子修復のための鍼灸治療に関わる判断の参考として使用しております。医師の診察に代わるものではないことをご理解願います。そのため、超音波検査料はいただいておりません。

逆子治療から安産鍼へ

逆子が修復された後も安産に向けて、引き続きお体の管理を担当させていただく事が可能です。
鍼灸治療を継続し、健やかに出産に入れれば、概ね7時間以内にほとんどの方が分娩を終える傾向にあります。
また、遷延分娩のリスク軽減にもつながります。

逆子鍼灸治療

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