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Q.おなかの赤ちゃんに声は届いているのでしょうか?

みなさん、こんにちは!

桜が散りはじめ、春の足音が聞こえてまいりましたね。

当院では逆子治療、マタニティー鍼灸なども行っております。
不妊治療がメインですが、不妊治療により無事妊娠された方も、つわりや妊娠中の腰痛など、

マタニティーにまつわるおカラダの不調で来院されます。

先日、妊娠中の患者様から「わたしの声、ちゃんと聞こえているのかしら」という質問を頂きました。

その他、胎教に良い音楽を聞かせた方がいいのかしら、など。。。

さて、おなかにいる赤ちゃんは、どのように音を感じているのでしょうか。

今回は、『おなかの中の“音”の世界』について、まとめてお話ししたいと思います。

まず始めに、音を聞く感覚を「聴覚」といいます。

聴覚を感じる体の部位は「耳」であることは誰でも知ってますよね。

そして、「音」としてあなたが認識するまでに伝わってくるルートは2パターンあります。

ひとつは、空気の揺れを鼓膜がキャッチして伝わってくるルート” alt=”耳” width=”16″ height=”16″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/103.gif” />

ふたつめは、皮膚組織や骨が響いて伝わってくるルート” alt=”ドクロ” width=”16″ height=”16″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/152.gif” />

では、空気のない羊水の中に浮いている胎児は、

音を「耳」では聞いていないのでしょうか” alt=”??” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/096.png” />

答えは、、、、おなかの赤ちゃんも耳で音を聞いています” alt=”!!” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/093.png” />

 

 

「耳」という体の器官は、顔の両横にくっついている餃子だけではありません” alt=”ラーメン” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/232.png” />

外に飛び出て音を集める耳介から鼓膜までのエリアを外耳といい、

鼓膜の奥で、気圧や音量の調節をしているエリアを中耳といい、

そのまた奥の内耳という場所のカタツムリ形の蝸牛管というところで電気信号に変換されます” alt=”かたつむり” width=”16″ height=”16″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/313.gif” />

 

 

耳は、奥の奥まで全部が耳なんですね” alt=”びっくり” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/014.png” />

 

 

そして、蝸牛管の中は内リンパ液で満たされていて、そこにびっしり生えている毛が

ゆらゆら揺れて振動を神経パルスに変換して脳に伝えています” alt=”宇宙人くん” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/204.png” />

外の空気に囲まれて過ごしている大人たちも、“水の中の毛”が聴覚のセンサーなんです” alt=”波” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/304.png” />

 

 

なので、冒頭にお話しした、音が伝わってくる2つのルートも、

基本的には、蝸牛管の中の有毛細胞に達して「音」を脳に伝えています” alt=”音符” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/086.png” />

 

 

胎児は、妊娠期間の半分の20週で内耳の原型はできていて、

30週になると外耳までの耳全体がほぼ完成しています。

妊娠後期になるこの頃には、聴神経が大脳とつながっているので音にも反応するようになります” alt=”にやり” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/056.png” />” alt=”耳” width=”16″ height=”16″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/103.gif” />” alt=”音符” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/143.png” />

 

 

そして、

胎児が初めて聞く世界の音は、母親の心拍と呼吸の一定のリズムに包まれながら、

母親の声の低周波音は、羊水を通るため弱められてやわらかく聞こえています” alt=”お母さん” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/318.png” />

腹壁と子宮壁を通り抜ける音はほんのわずかで、届いた音はくぐもっていて、

高い周波数の音は、筋肉や体液の影響で取り除かれてしまいます” alt=”赤ちゃん” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/317.png” />

 

まさに、プールの中の聞こえ方です” alt=”浮き輪” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/303.png” />

物理的に説明すると、水は空気よりも密度が高く、音を出すエネルギーがより多く必要な上、 空気中よりも5倍速く移動します。人の脳は、空気中での聴覚の回路がメインですので、水中での音の性質を処理することが苦手なのです” alt=”アセアセ” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/100.png” />

 

 

ママのやさしい声は、体全体の響きや骨伝導で赤ちゃんにしっかり伝わり、

パパの低い声は、羊水を通ってずっしりと赤ちゃんに聞こえているのです。

 

 

そして、さらに気になるのは、どんな音が胎教にいいのか” alt=”!?” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/094.png” />ということですよね。

 

 

巷では、モーツァルトのクラシック音楽がいい。とか” alt=”ブルー音符” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/144.png” />

528Hzのヒーリング音楽がいい。とか” alt=”むらさき音符” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/146.png” />

ソルフェジオ周波数が自然療法で使われていたり” alt=”音符” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/143.png” />

最近では、自律神経が調うと謳ったCD書籍コーナーも目立ちますよね” alt=”目” width=”16″ height=”16″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/242.gif” />

 

 

しかし、1993年に一般に知られるようになってから現在に至っても尚、

クラシック音楽が胎教に効果的かについては、、、、

科学的な根拠はありません” alt=”!!” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/093.png” /> 

 

 

でも、みなさん、体感として感じていると思います。

心地よい音楽” alt=”ピンクハート” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/083.png” />

癒される音楽” alt=”グリーンハート” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/510.png” />

好きな音楽” alt=”ハート” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/081.png” /> があることを。。。

 

α波の出る音、自然音、1/f ゆらぎ、倍音、協和音、、、、などなど、

音波の用語は存在しますが、これらが脳に及ぼすポジティブな影響としては、

神経心理学や心理物理学における「心理的な要素」が直接的かつ大々的に関わってきます。

 

要するに、

慣れ親しんだ音楽” alt=”ラブラブ” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/084.png” />

安全安心な音調” alt=”グリーンハーツ” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/511.png” />

好きな音色” alt=”ラブラブ” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/082.png” />

音に対する価値観がマッチした音楽が身体(脳)にいい” alt=”!” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/092.png” />といえます” alt=”照れ” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/007.png” />

 

 

そうです。自分が好きな曲を聞きましょう” alt=”ルンルン” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/087.png” />

お母さんが好きな曲が、お母さんの体を心地よくさせ、

ひいては、胎児も心地よい環境で過ごすことができるのです” alt=”ニコ” width=”24″ height=”24″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/051.png” />

 

 

さいごに、、、

人が聞こえる音の幅(可聴域といいます。)は、

20Hz~20000Hz で、高齢になってくると高い周波数の音から聞こえなくなってきます。

この周波数の領域の外側には、人には聞こえない音の世界が広がっています。

広い宇宙、地球の大自然、そこに命をつなげる生き物たち、それぞれが様々な音を発しています。

 

 

さて、新しく誕生する赤ちゃんは、どんな音を奏でてくれるのでしょうか” alt=”ラブラブ” width=”16″ height=”16″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/035.gif” />

 

 

ちなみに、赤ちゃんの泣き声はすべて「ラの音」です” alt=”ニコニコ” width=”16″ height=”16″ data-src=”https://www.acuraclinic.com/images/blog/139.gif” />

(声帯の構造上440Hzあたりの周波数になるため)

 

鍼灸師

髙田 健太

 

※参考文献・・・「音」と身体のふしぎな関係 著:セス・S・ホロウィッツ

多くの研究でモーツァルトやバッハなどのクラシック音楽の利用が優勢な理由は、限定された臨床で効果のあったケースに群がった文献が世に出回っていることや、現代音楽に比べて単純な音階構造でテンポの重なりが少なく、人間の演奏者が弾けるテンポで作られる。そのため脳を広く重なり合っている神経構造を活性化するのかもしれないということが示唆される。

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