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Q. 男性不妊につながるリスクは何ですか?

【 質問 】
妊活を始めて精液検査をしたら、精子の濃度や運動率が基準より低いと言われました。
自分でも精子の改善に励みたいのですが、どういったことに注意したら良いでしょうか。

【 回答 】

特に気をつけて頂きたい点は、上図の4点です。
精子の所見が直接的に低下するという研究データが数々発表されています。

精子は、死ぬまで、ひとつひとつ約70日間かけて毎日毎日、精巣で作られています。
しかし、生活習慣や加齢にともなって量や質が下がってしまう現実もあります。

1年間夫婦生活があっても妊娠しないカップルの半数は男性側に原因があるとも言われています。
特に35歳を過ぎると、検査でチェックできる所見が明らかに低下することが分かっているのです。

精子の劣化を進める原因として、大きく分けて2つあります。

1つ目は、物理的にダメージを与えること。

精巣を包んでいる睾丸を長い間、高温に暴露することもリスクになりますし、タイトなパンツや長時間の運転などで圧迫し続けることでも、造精機能は減少してしまいます。

また、BMI30以上の肥満の方は、体脂肪が熱量を溜め込んだり、血流を悪くすると言われています。

 

2つ目は、化学的にダメージを与えること。

たばこの毒素は生殖細胞に滞留し、DNAの損傷やミトコンドリアの活性低下をおこし、生体への毒となる活性酸素を増加させます。

また、不飽和脂肪酸やトランス脂肪酸・環境ホルモンが含まれる食品を摂取すると、各精液所見が有意に悪化するとされています。

 

加齢肥満でも見られますが、活性酸素は精子にダメージを与える最大の原因のひとつです。

活性酸素はストレスを強く感じると増加することが知られていますが、アメリカで行われた調査によると、仕事のストレスでは特に精液所見との関連は見られず、個々の悩みや、過去のトラウマなどのストレスには相関関係があったとの報告があります。

 

アルコールはどうなの?

という点については、肝臓の代謝機能にも個体差がありますし、ある調査では男性ホルモンが上昇するという良化する結果も出ており、現状では、直接的なリスクとしては未だ明らかになってはいません。

そうはいっても、飲みすぎはよくありませんよ

カラダ全体とココロの健康は、まちがいなく精子にも影響しているのですから!

 

鍼灸師
髙田 健太

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