六月もあと一週間ですね。
一年の折り返し地点です。
最近はご夫婦でご一緒にご来院される方が増えてきております。
また、ご来院中の奥様にすすめられてご主人様がご来院される方もいらっしゃいます。
ですので、今回は、男性不妊の乏精子無力症についてお話させていただきます。
精子の数が少ない「乏精子症」
精子の運動率が低い「精子無力症」
この二つが合併した病態です。
精子の数は1mlの精液中1500万個以上。
精子の運動率は直進運動率が40%以上が正常値とされています。
精子の数、運動率ともに上記以下であると「乏精子無力症」と診断されます。
正常値、、と言われても、、、ご自分、もしくはパートナーは大丈夫かしら?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
精子は日々変化しています。
原因は?
原因不明が多いのが現状ですが、耳下腺炎、精索静脈瘤、喫煙などが影響することがわかっています。
治療は?(西洋医学的)
原因不明の場合は決定的な特効薬はありませんが、軽度なら薬物療法で改善ができます。
また、抗酸化療法でコエンザイムQ10、トコフェロール(ビタミンE)などを摂取するのも効果大です。
当院ではサプリメントもご用意しております。
https://www.acuraclinic.com/j/supplement/
赤ちゃんはできるの?
中等度以上では自然妊娠は難しく、人工授精、体外受精、顕微授精で可能です。
鍼灸では何ができるの?
鍼灸で血流をよくし「精子の質」を改善、身体のコンディションを整え体質改善を図る。
男性不妊はなかなかご自身で自覚ができず、見逃されやすいのが実状です。
不妊となると、子宮という赤ちゃんが寝るベットの役割をもつ女性の原因になりがちですが、男性が原因であることは多いようです。
どうか、お早めに検査をしてください。
より詳しい男性不妊の治療等について知りたい方は、当院院長のブログをご覧ください。
https://www.acuraclinic.com/danseifunin
一年の折り返し月、お身体の体質改善をし残り半年を笑顔でお過ごしください。
鍼灸師 藤塚 禅子
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