皆様こんにちは
年始も厳しい寒さが続いていますがいかがお過ごしですか?
前回お話ししました早発閉経?卵巣摘出?そんな私でも妊娠できる方法(1)
の続編を紹介致します。
〜卵子提供までの道のり(国内)〜
①自分自身で提供者を選択し依頼する。(姉妹または友人)
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②卵子提供の条件を提供者と被提供者が満たしていた場合、施設内の院長とカウンセリングを行う。
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③卵子提供の説明に納得し、施設内の院長からの承諾が得ることが出来たら
臨床心理士とカウンセリングを行う。
このカウンセリングは原則3回。(夫婦、性格検査、夫婦の最終意思決定など)
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④臨床心理士が心理的に問題がないと判断した場合、施設内倫理委員会が審議を行い、
提供者と被提供者の両者ともに個別の面接が行われる。
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⑤施設内倫理委員会から承諾が得られると、JISART倫理委員会による書類審査が行われる。
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⑥JISART倫理委員会から承諾が得られると、カウンセリングが再度行われる。
だいたいこの流れで行われるそうです。
体外受精に至るまでのこの流れにおおよそ1年間かかり、治療前後や出産後にカウンセリングが続く場合もあるとのこと。
〜費用〜
体外受精に至るまでの、このカウンセリングや倫理委員会の審議などにかかる費用は国内でおおよそ90万円前後。
国外になると、アメリカで500万円以上。タイで200-300万円、台湾で100-200万円だそうです。
これらにプラスで体外受精の費用がかかります。
日本は法人営ですが、台湾のみ国営で運営されています。
時間とお金はかかりますが、子供を授かる一つの手段です。
移植までの審査にも時間がかかってしまいますので、
卵子提供を考えられている方がいらっしゃいましたらぜひご相談ください。
参考文献
鍼灸師 梅田菜緒
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