習慣流産について(4)

桜の花も見頃を過ぎてそろそろおしまいです。皆様ごいかがお過ごしですか。
もう、すっかり春ですが、時折、油断ならぬ寒さが舞い戻る日もあります。
お風邪など召されませんよう、どうぞご自愛くださいませ★

今日は、 先日のつづき、習慣流産についてのお話です。

習慣流産とは?
習慣流産の定義や、その原因として考えるものについては、前回のブログをご参照下さいませ。
習慣流産について(1)

それ以外の内容はこちら
習慣流産について(2)
習慣流産について(3)

今日は、子宮筋腫、子宮の形の異常(子宮奇形)が原因と考えられるものについてお話させて頂きます。

どうして子宮の筋腫や形の異常(子宮奇形)が原因になるの?
受精卵の着床場所に筋腫や形の異常があると、着床後の妊娠経過に影響を及ぼすためです。

子宮筋腫
子宮筋層を構成する筋に発生する良性の腫瘍です。
婦人科系疾患の中で最も多く、生殖年齢の女性の20-30%に見られますが、筋腫の位置によっては問題ない場合もあります。
以下の順に不妊や習慣流産の原因になります。
漿膜下筋腫 < 筋層内筋腫 < 粘膜下筋腫

子宮の形の異常(子宮奇形)
いくつかの種類の子宮奇形がありますが、多くの場合は無治療でも問題ないとされていますが、一般女性に比べて流産を繰り返す女性の方が子宮奇形の割合が多いのも事実です。

以下、頻度の多い奇形について述べます。
弓状子宮:習慣流産とは関係がないとされています。
中隔子宮・双角子宮
中隔部は血流が乏しいため、中隔部に着床をすると流産の原因となります。
無治療でも子宮内膜に着床すれば問題無いため、多くは治療不要とされます。
ただし、習慣流産の場合は、中隔切除を行うこともあります。

こちらのブログをお読みの方の多くは、既に検査済みと思いましたが、今回は、形状的な問題に関してお話させていただきました。
次回は、転座による習慣流産についてお話させていただきます。

鍼灸師 平井 香菜

参考;Wikipedia、病気がみえる(9)

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