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いつでも刺激可能?!-ランダムスタート法についてー

皆様「ランダムスタート法」はご存知でしょうかはてなマーク

採卵を行う際、通常であれば生理3日目からホルモン剤を使い卵巣に刺激していくと思います。ですが、この「ランダムスタート法」はどの時期からでも卵巣への刺激開始が可能となります。

 

ランダムスタート法について出た論文を少し紹介させていただきます。

 

論文では、2014年12月~2015年12月まで体外受精・顕微授精を行った150名の方

および90名の凍結胚移植症例を3つのグループに分けて結果を比較しています。

 

年齢42歳未満で、BMI17〜27kg/m2、卵巣機能低下、子宮内膜症(グレード3〜4)、PCOS、過去三ヶ月にホルモン治療歴のある方は除外されています。

 

ー 使用した薬 ー

◇クロミフェン25mg/日

◇HMG注射(150〜225単位)

◇黄体ホルモン剤(MPA10mg/日)

※以降、上記3点、◇と省略させていただきます。

 

★GnRHアゴニスト

★hCG注射

※以降、上記2点、★と省略させていただきます。

 

①前記卵胞期グループ(生理2〜5日目より卵巣刺激開始)

◇を連日使用し、採卵2日前に★を使用

 

②後期卵胞期グループ(生理6〜14日目)

10mmを超える卵胞を認め、E2が75pq/mlを超えたらGnRHを使用。その後◇を使用し、採卵2日前に★を使用。

 

③黄体期グループ(生理14日目以降)

排卵確認後、黄体ホルモン上昇後に◇を使用(この時は黄体ホルモン剤の使用はなし)、採卵2日前に★を使用

 

◎3つのグループとも卵胞発育したのち★を使用し、卵を成熟させて34~36時間後に採卵し、受精卵を凍結。

 

さて、さて、その結果は!?

◇採卵数

①前期卵胞グループ 5.7±3.6個

②後期卵胞グループ 5.2±3.7個

③黄体期グループ  5.2±3.9庫

 

◇臨床的妊娠率

①41.5%

②45.5%

③38.9%

 

◇着床率

①30.7%

②30.2%

③27.1%

 

結果を見て頂いて分かるように、卵の成熟率、受精率、着床室、凍結授精卵数、臨床的妊娠率に有意差はなく、流産率や子宮外妊娠列にも差は認めませんでした。

これにより、いつ卵巣刺激を開始しても採卵でき、授精卵も同様の発達、妊娠於可能性があることが示されました。

 

数値に有意差はなく一見よさそうにもみえますが、排卵誘発剤の注射量が多くなる傾向がみられるなど、まだ課題はあるそうです。

 

西洋医学ではこのようにして採卵に向け準備ができます。

私達鍼灸師はその知識も踏まえつつ、東洋医学からの考えも入れ皆様が妊娠しやすい

ようなお身体づくりだったり、エビデンスに基づいた方法で採卵のお手伝いもすることができます。

 

何かお困りのことがございましたら、是非当院までお越しくださいませ。

 

参考サイト

京野ARTクリニック http://www.ivf-kyono.com/column/000575.html

 

鍼灸師

荒北 美鈴

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