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「不妊治療とキャリアの継続について」を聴講して

先月、不妊鍼灸ネットワーク第三回の講座がありました。

「不妊治療とキャリアの継続について」
講師乙部由子先生 名古屋工業大学 男女共同参画推進センター博士
のお話をお聞きして感じたたことや学びになったことを書きたいと思います。

私が患者様の施術をしていてよく聞く悩みに仕事との両立の難しさです。
不妊治療は、採卵・移植のために急なお休みをしなければいけなかったり、採卵・移植がうまくいかなくても出勤をしなければいけません。では、仕事を辞めて不妊治療に集中すればいいのではと考えますが、仕事を辞めてしまうと収入が無くなり今まで築いてきたキャリアもストップしてしまいます。

乙部先生の「不妊治療とキャリアの継続について」の目的に不妊治療と仕事を両立することは、可能なのか、また、両立するには何が必要なのかを検討し報告されています。

【仕事と不妊治療を両立した女性25名に対しての聞き取り調査の概要】
時期:2014年7月~11月
対象地域:全国(関東から関西)
対象者:仕事と不妊治療を両立している(した)女性※雇用形態問わず

調査対象者年齢
20歳代…2名 30歳代…6名 40歳代…15名 50歳代…2名
→自身の職業キャリアの優先や晩婚化によって不妊治療も40歳代が多い傾向にある

調査対象者の子供の有無
子供あり(妊娠中含む)…15名 子供なし(治療中、治療終了)10名
→以外にも2人目不妊が多い、お子さんを育てながらだと時間や体力に制限がある。また、年齢がいっている為妊娠しにくい傾向にある。

調査対象者の雇用形態
正規…18名
非正規…(パート、派遣)…7名
→パートや派遣の方が休みやすい印象があるが、正規の方が有給があるためお休みのコントロールやがしやすいとの回答になった

調査対象者の不妊の原因
排卵要因…16名 婦人科疾患…6名 早発閉経…2名 その他…1名

調査対象者の治療期間
0~5年未満…15名 5年以上…10名

調査対象者の通院した病院
平均2.9病院
→同じ病院で結果が出ない場合転院される方がほとんどである

調査対象者の体外受精回数
平均5.2回

調査対象者の通院時間の確保
有給…14名 裁量労働制…3名 なし…3名 有給+遅刻+欠勤…2名 欠勤…1名 シフト制…1名
欠勤…1名

調査対象者の治療費
女性自身の口座、預貯金…16名 2人の口座、家計…8名 実家からの援助…1名
→家計に負担をかけたくない、自分自身に問題がある方はご自身の預貯金を治療費に見立てる傾向にある
上記の調査結果だと2人目不妊で通院病院が2.9病院、平均体外受精が5.2回という方が多い傾向にあります、この場合、やはり有給を消化しながらある程度の賃金が保障されている正規社員が望ましいのかもしれません。
実際、正規社員で不妊治療を継続するためにされていることを調査した結果
職場では
→直属の上司には報告しておく、不自然な休みが多くなることからくるトラブルを未然に防ぐ(あらかじめ資料や報告内容などを作成しホルダーに保存しておくなど)
両立に向けた取り組み
→家族で治療に取り組む姿勢(規則正しい食生活など)、ライフスタイルに合った病院選び(場所、待ち時間、医師の治療方針など)
両立を可能にするには
→コミュニケーション(ある程度の距離の人には正直に治療経過を話す)、働き続けるという強い気持ちを持つ(治療期限を定めそれまで頑張るなど)、不測の事態への対応(親しい友人など人のネットワークづくりや書類での対応)

もちろんこれは、一例であり、仕事と不妊治療を両立する為に上記のこと以外の努力もされていると思います。乙部先生も3年ほど不妊治療をされ、仕事との両立に苦しんだとお話しされていました。採卵や移植のスケジュール調整に加えて、採卵や移植がうまくいかなった時も家族の前で悲しい顔ができず一人お風呂で涙したとお話しくださいました。
不妊治療は時間と費用と精神を苦しめます。
女性が自身の仕事と不妊治療を両立させるための課題として、女性のキャリア優先のための卵子凍結制度、不妊治療休暇制度や不妊治療の保険適用、不妊患者を少なくするため早期の性教育などがあげられます。

アキュラ鍼灸院では、定期的に勉強会や講演会にに参加し、常に新しい情報学んでいます。
スタッフ一同、患者様の置かれている立場を理解し、施術をさせていただき、患者様の不妊治療での負担を少しでも減らせればと思っております。

参考文献:「不妊治療とキャリア継続」著者:乙部由子

鍼灸師 安田 直子

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