男性不妊 -奇形精子症-

男性不妊鍼灸治療

今回は男性不妊の原因の中の「奇形精子症」についてご紹介します。

目次

奇形精子症とは?

名前の通り奇形な精子が多いことを言います。健康な精子が4%未満の場合、奇形精子症と診断されます。精子の形が通常の精子と違うため、受精する力が低く、その結果男性不妊になります。

奇形精子症は2パターン!

大きくわけて、頭部の奇形と尾部の奇形と2パターンあると言われています。では、それぞれ詳しく見てみましょう!

頭部の奇形

頭部の奇形で例をあげるのであれば、
・頭が大きすぎる、小さすぎる
・頭が2個ある など

頭部には遺伝情報であるDNAが含まれている大切な部分である為、頭部に問題がある場合は受精しにくく、妊娠率も低いと言われています。

尾部の奇形

尾部の奇形で例をあげるのであれば、
・しっぽが短い
・しっぽがまるまっている など

通常、精子はこのしっぽとなる尾部の部分を左右に動かして卵子まで泳いでいきます。
尾部の奇形がある場合それが上手くできず、卵子までたどり着くことができません。受精する確率はとても低いですが、ゆっくり進むことができる為、卵子と出会うことができれば自然妊娠も可能です。

検査方法

検査方法は、精液検査でも可能ですし、クルーガーテストでも調べる事ができます。
クルーガーテストって何?」と思われた方もいるのではないでしょうか。

クルーガーテストとは、精液中の精子に特殊な溶液を使用し、精液中の精子に色を付けてから顕微鏡で確認する検査です。
当然ながら射精後の精液を使用する為男性側の痛みはございませんのでご安心を!
採取方法は自宅とクリニック内と2種類ありますが、クリニックによっては院内で!と言われる可能性がありますので、事前に確認した方が良いかもしれませんね!

原因・治療方法は?

奇形精子症の原因は一部、先天性なものもありますが、まだ原因不明の状態です。
その為、治療方法もゴナドトロピン療法などで、精子の造成能力をある程度高める治療法はあっても、精子の奇形を改善する画期的な治療法は今のところないそいです。
ですがさまざまな種類があるなか、中には原因と対策が解明されつつあるものもあるそうです。

まだまだ不妊治療に対して抵抗があり、検査を受けにくいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。奇形精子症と診断されると驚くかもしれません。割合は人それぞれですが、奇形精子は誰にでもあるものです。少しでも健康な精子を増やすためにも生活習慣を見直してみたり、自分でできることから意識をしてみてはいかがでしょうか?

また、男性不妊に対しても鍼灸は効果的です。
男性不妊が主訴で当院に通院されている方もいらっしゃいます。

「不妊と鍼灸ってどう関係があるんだろ?」

「鍼灸院ってどんなところだろ?」

他にもいろいろ疑問があると思います。
当院では毎月そのような疑問に対して、不妊鍼灸説明会(インスタライブ)を行っております。
お一人でも、パートナーさんと一緒にご参加でもどちらでも可能です。
一度ご自身のお身体に耳を傾けてはみませんか?
詳細はこちらからご確認ください!
皆様のお悩みに全力でサポートさせていただきます。

鍼灸師 荒北 美鈴

男性不妊鍼灸治療

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