2022年6月 Seemの販売は終了いたしました。
近年は不妊治療における精子の研究が進んでおります。また、以前から言われているように、不妊の原因の半分は男性側が原因とされていますところが、なかなかクリニックへ行ってくれないご主人。体調改善や仕事の調整などもする気がなく、奥様の負担は増え、協力の少ない男性は残念ながら少なくありません
精子の数値が万が一低かったら、、、
男として否定されてしまう気がする、、、
クリニックに行くのが恥ずかしい、、、
私も男ですのでお気持ちはわからなくはありませんが、そこを動いてこそ、「かっこいい旦那様」なのだと思います
そこで、少しでも一歩を踏み出すためのキット・アプリが販売開始されました
iPhoneで精子をセルフチェックできるサービス「Seem」、4月末に提供開始。簡易検査キットが都内でテスト販売
(記事本文より抜粋)採取用カップに射精1回分の精液をすべてとり(出し?)、液化するまで15分待ちます。その後、採取棒を使って、スマートフォン用顕微鏡レンズに精液を1滴のせます。このレンズをiPhoneにセットし、専用アプリで動画撮影を行うことで、プログラムが動画を自動解析して、精子の濃度と運動率を測定することができます。
精子は数値が良いと安心してしまいがちですが、体外授精をした際に胚盤胞まで育たない時は精子が原因であることも多くあります。数値などでは見えない範囲のDNA欠損がみられることがあり、これらは通常の精子検査ではみることができず、少しでも日常生活やご自分の体調管理をしていくことで改善できる可能性がある部分です
男性側、精子側には改善できるところがたくさんあり、こういったセルフチェックなどで少しでもはやく治療がスタートできると幸いです
もちろん簡易的なものであって、正確な検査はクリニックへの受診が必要ですが、自分の数値を少しでも見て治療へ向かっていく1つのツールとして頂けたらと思います。
☆精子についての記事は下記もご覧ください☆
年齢と精子、そして加齢による児への影響について
質の良い精子は妊娠には不可欠
鍼灸師 西村 亮二
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