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卵子の若返り オーグメント療法がスタート

妊娠を希望し不妊治療をしている方にとって“卵子の若返り”というのはとても興味深いと思います。卵子の若返りと言われるオーグメント療法は、昨年(2015年)日本産科婦人科学会倫理委員会により臨床研究として承認され、今年(2016年)から実際にクリニックでスタートしました。

オーグメント療法とは、私たちの細胞の中にはミトコンドリアというエネルギーの合成を行う器官がありますが、自分自身の元気の良いミトコンドリアを卵子に注入して卵子の働きを活性化する方法です。

現在私が担当している患者様の中にもこの治療法に挑戦している方もいらっしゃいます。この治療法実施前の臨床的妊娠率が0~11%というのが実施後は33~46%、そしてこの方法で既に22人の子供が産まれている、ということは注目すべき点かと思います。この方法が“卵子の若返り”という不妊治療の新たな光となることを願ってやみません。

以下HORACグランフロント大阪クリニックのホームページより
http://www.ivfhorac.com/shinryo/augment.html

胚質向上プログラム

老化や環境因子などのために卵子の質が悪い患者様に朗報です。従来、卵子の質が原因で妊娠できなく苦しむ患者様についてはこれといった有効な治療法がありませんでした。しかし、私は卵子の中にあるミトコンドリアが

卵子の質と大きく関与していることに注目し、ミトコンドリア移植の研究を続けて参りました。
そして、米国ハーバード大学およびOvaScience社(ボストン)の開発したオーグメント療法を採用することに致しました。
この新技術の倫理性を医療法人三慧会倫理委員会そして日本産科婦人科学会倫理委員会において審議して頂いたところ、この度臨床研究としての承認を得ることができましたので、2016年よりHORAC グランフロント大阪クリニックにおいて実施致します。
実施の概要
腹腔鏡で6x6x1mm 3か所の卵巣組織を取り出す。3~4日の入院が必要です。
卵巣組織より卵子前駆細胞を抽出。さらにその細胞から元気の良いミトコンドリアを抽出
元気のよいミトコンドリアを顕微授精時に精子とともに注入
現在までに200例以上が海外3カ国で実施されており、22人の子供が産まれています。産まれた子供は全て正常児です。(2015年12月現在)
本治療実施前の妊娠率が0~11%であることを考えますとこの治療法の有効性には大いに期待できます。

鍼灸師 石橋朋子

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