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流産の知識

皆様、こんにちは。表参道の欅並木も色づき、 寒い日も増えてきましたカゼ

今回のテーマは「流産の知識」

重たく悲しいテーマですが、実は全妊娠の15%程度が流産に至り、妊娠と流産に気づかないケースを含めると20%にもなる、という統計があります
流産は妊娠した場合に起こりうる、最も多い合併症です。これからママになる皆さんと一緒に、流産に関する用語の説明と整理をしてみたいと思います。

①流産とは?

定義としては、22週(赤ちゃんがお母さんのお腹の外では生きていけない週数)より前に妊娠が終わること。
そのすべてを「流産」と呼びます。

妊娠の時期によって呼び名は違い、
12週以前での流産 早期流産
12週から22週までの流産 後期流産
22週以降の流産 死産

その中でも早期流産が全体の80%程度を占めています。

②早期流産の原因はなんですか?

妊娠して、まず気になる早期流産。
原因で最も多いのが赤ちゃん自体の染色体の異常です。この場合受精の瞬間に「流産の運命」が決まることが最も多く、60~80%と言われています。
その他の理由としては子宮の異常、黄体機能不全、糖尿病など内分泌異常、感染症、免疫異常、精子の異常などが挙げられます。

③流産の用語分類

症状、状態によって流産は分類します。今回は主に早期流産に関連する用語を整理します。

「稽留流産」:胎児が子宮内で死亡してしまったものの子宮内に残ったままになっている状態です。感染症予防の観点から掻爬手術となるのが一般的ですが、医師の判断によっては自然に出てくる(自然流産)を待つことも。
「進行流産」:流産が進行している状態で胎児を包む膜や血などが流れ出てきている状態です。
「完全流産」:進行流産が進行した結果、胎児などの子宮内のものがすべて排出されきった状態をといいます。
「不全流産」:進行流産がすすんだものの、胎児などの子宮内のものの一部がまだ子宮内に残っている状態。

「習慣流産」:流産を3回以上繰り返した場合を特に「習慣流産」と言います。流産は上記のように多くの妊娠で見られ、誰にでもおこりえます。しかし、3回以上繰り返す場合は両親に何らかの疾患がある場合もあります。その一方で原因がはっきりしない場合も多いのが特徴です。

「化学流産」: 尿を用いた市販の判定薬等で妊娠反応は出たものの、超音波で妊娠が確認できる前に流産することを言います。一般に妊娠判定薬がつかわれるようになったためにクローズアップされてきた病態です。

「切迫流産」:完全に妊娠中断する流産に対し、切迫流産は流産の兆候があるものの、妊娠が継続している状態です。そのため流産の兆候が治れば無事に出産を迎えることが多いです。

④早期流産を防ぐ方法について

染色体異常が原因の場合、有効な薬剤は残念ながらありません。
しかし胎内環境を整えるため喫煙、薬の服用、大量のアルコール摂取、過酷な労働等は避けたほうが妊娠継続可能性は高まります。
あるいはホルモン値によってはHCGなど黄体ホルモン投与が有効なことや、安静にする事が効果的な場合もあるようです。

さて、鍼灸にも子宮環境を整える効果があるのはご存知でしょうか?

さらに体外受精においては移植前後の鍼が着床率を上げるエビデンス※がありますので、当院では特にそのタイミングでの鍼灸治療をお勧めしております。

担当の鍼灸師にご相談下さいませ。

⑤最後に

流産は一生忘れられない辛く悲しい出来事です。お腹の命の「母」でいられたその喜びと、その後のお別れの悲しみは計り知れないものがあります。
私たちも皆様のお悩み、辛さに寄り添いながら一人でも多くの方がかわいい赤ちゃんを抱けるよう、鍼灸で妊娠継続のお手伝いさせていただきます。

鍼灸師 村越 麻紀子

参考
〇日本参加婦人科学会HP
反復・習慣流産(いわゆる「不育症」相談対応マニュアル)平成 23 年度厚生労働科学研究費補助金(成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業)「地域における周産期医療システムの充実と医療資源の適正配置に関する研究」

胚移植前後に鍼治療をすることで妊娠率が大幅に向上するという論文報告(2002年 Paulusらによる)や、胚移植前後の鍼治療により,有意に妊娠率が向上する報告(2005年 Wesrergaardらによる)があります。
〇Influence of acupuncture on the pregnancy rate in patients who undergo assisted reproduction therapy.
Paulus WE1/Apr2002
〇Acupuncture on the day of embryo transfer significantly improves the reproductive outcome in infertile women: a prospective, randomized trial
Lars G. Westergaard, M.D., Ph.D/May2005

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