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男性不妊症

例えばこのブログのタイトル、男性不妊症。「男性」とついているにも関わらず、おそらく見ている方の大半は女性であることと思います。嫌というほどいろんなメディアや、皆様ご自身の体験から情報が入ってくるかと思いますが、「プライドが高い」「繊細だから」「事実を知りたくない、知った時のショックが大きい」などの理由でいまだに不妊治療に興味の薄い男性が多くいらっしゃいます。

果たしてそれで良いのでしょうか?治療に参加する男性は増えていますが、まだまだ足りていないように感じます。そんな男性にどうか読んで欲しい本をご紹介します。

「男性不妊症」
著者:石川智基
幻冬舎新書211
2011年5月30日

リプロダクションクリニック大阪の院長の石川先生は男性不妊症治療のトップランナーであり、精巣内精子採取術micro-TESE(マイクロ-テセ)の手術において、国内では最多の実績を持っておられます。

石川先生が著書の中で何度もおっしゃっていることは、夫婦一緒での受診、また、男性が積極的に治療に参加することの重要性です。男性側の検査や治療は痛みが伴うことがほとんどありませんし、数値が変わりやすいのも圧倒的に男性側です。まずは女性、ではなく、まずは男性が検査を受けることが非常に大事であり、奥様を無用な刺激から守ることに大きくつながります。

わたしが診させて頂いている患者様でも、ご主人様が検査を嫌がりタイミング法のみで頑張り、いよいよ本格的に検査をしたらご主人様側の数値がやはり良くないということが判明しひたすら奥様に謝っていた、という方もいらっしゃいました。

マスタベーションにより精子をとり、検査に出すことは屈辱的なことでしょうか?
精子が少ないことは恥ずべきことでしょうか?
男性器をみられ、触診され、男性としての象徴的な部分をさらけ出すことは、あなたにとってどういう意味がありますか?

屈辱的でも恥ずべきことでもありません。子を授かるという素晴らしく神秘的な能力の一端を担っていることの素晴らしさを今一度考えてほしいと思います。精子や性器の検査をすることで奥様を守っていると考えて頂けると、「恥ずかしい部分をさらけ出してまで奥様を守る姿」は非常にかっこいいのだと私は感じます。

「男性不妊症」より抜粋
*「どちらに原因がある」「どちらの方が辛い思いをしている」、大切なのはそんなことではありません。「良い時も、困難にある時もこれを愛し、これを慈しむ」と誓い合った二人です。お二人の大切な人生の大切な決断は、相手を思いやり、よく話し合い、冷静に何が可能で何が不可能なのかを良く見極めて、納得して進んでいただきたいのです。*

男性不妊症とはなにか、どう向き合っていくか、ご夫婦でどう話し合っていくか。きっとそんな一助になってくれる本と思っております。是非ご覧くださいませ。

鍼灸師 西村亮二—–

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