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卵子凍結、する?しない?

今は決まった相手がいないけれど
いつか子どもを産んでみたい。
今は子どもが欲しいかどうか分からないけれど、いつか欲しくなるかも知れない。そんな時、10年前の自分の卵子があれば!

卵子の老化がクローズアップされる今、卵子凍結は未婚女性にとって夢のような技術かもしれません。
今回はその現状についてお話したいと思います。

従来の技術では卵子を一度凍らせてしまうと受精する能力を失ってしまっていたため、受精卵の凍結しか行われていませんでした。
しかし最近その技術が進み、未受精卵の凍結も実用化されてきています。日本産婦人科学会も2013年、健康な未婚女性の卵子凍結も容認するガイドラインを発表しました。

さて問題は
1個卵子があるだけでは妊娠できる可能性が低いということです。

具体的には
個人差もありますが、統計学的には35歳でおよそ10個、40歳だと何と50個必要だそうです。
しかも排卵誘発剤を使わなければ卵子は月に1個しか取れません。ですので排卵誘発剤を使い、何度か採卵を繰り返すことになります。

その費用は病院、施設によって異なりますが診察、排卵誘発、採卵、卵子凍結までで約70万円~100万円のようです。
卵子は-196度の超低温窒素で凍結され、理論上では数十年の保存が可能です。
保存にかかる保管費用は卵子1個あたり年間1万円~。10個の卵子を保存するのであれば、年間10万円以上です。
いざ相手が見つかって卵子凍結融解!その時は未受精卵の脆弱性のため、もれなく顕微受精です。その費用もかかりますね。

いかがですか?
これが日本の卵子凍結の現状です。

意外と大変?それとも将来の安心のためなら安いもの?

生殖医療先進国アメリカでは、卵子凍結費用を大学卒業祝いに贈る親もいるそうですし、
最近FacebookとAppleはキャリア形成に専念のため、女性従業員の卵子凍結費用を負担する福利厚生を設けたとか。

国内でも今年2月浦安市が健康な未婚女性の卵子凍結に助成金を出すと発表しています。
これから日本にも卵子凍結の波がやってくるのでしょうか?

鍼灸師 村越 麻紀子

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