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貯卵(ちょらん)について

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最近よく貯卵につて、患者様から相談を受けます。
貯卵とは凍結卵を貯めていくことです。

特に40歳を超えると、どうしても卵子の老化が気になり、まだ若いうちにできるだけ多くの受精卵を確保しておきたいようです。しかし、最近はいくつかのクリニックにおいて、貯卵をしないクリニックが出てきています。

そこで、なぜ貯卵を禁止するクリニックがでてきたのか、いろいろと考えてみました。

まず、大きな理由としては心理的負担であると考えてます。以前最後の凍結胚を移植するために来院された患者様が数名おり、その方たちの最後の凍結胚にかける思いは相当のものがあったに違いないと察することができます。

なぜかいうと、何周期もかけて、大事に大事に凍結胚を貯蓄していくわけで、その何周期もかけて貯蓄した凍結胚が一つづつ減っていくのじっくり経験するのは、本当に忍びないことであると思います。

たとえば、4か月かけて貯卵したものを、数か月に分けて、少しづつ移植していきます。この場合、結果が早くでればでたほど、心理的には有利になります。また最初の数回の移植も心理的に有利です。なぜなら、今回がだめでも、まだ凍結胚があるという安心があるからです。

逆に、凍結胚が減れば減るほど、不安は高まりますし、最後の1つでもし妊娠しなければ、あのつらい採卵を繰り返さなければならないのか、、、と思うと、、、それはそれはもう、ものすごいプレッシャーになってしまうのです。

残念ながら、凍結胚が多いから絶対に妊娠するわけではないのです。ですから、若いうちにできるかぎり多く採卵・凍結を促すことは倫理的にも問題をはらんでしまう可能性があります。何十万円、場合によっては何百万円かけて採卵凍結をした挙句、患者の希望する結果にいたらないということがあり得る、といったインフォームドコンセントもとても重要になってきます。

私が思うには、まず第一子を授かることに集中すること。多くの方は第2子、第3子のことを視野にいれて、万全な準備をしようと頑張ってしまいます。1回目、2回目、3回目でもうまくいかない可能性と心理的プレッシャーのことも考えると、毎回ごとの採卵がよろしいのではと個人的には思ってます。がしかし、私たちは患者様の望みにできるかぎり添いたいとも思っております。

貯卵を検討されているのであれば、一度ご相談をいただければと思います。

アキュラ鍼灸院 院長 徐 大兼

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