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お腹をさわった時にドクドクしますか?

わたしたち鍼灸師が患者様のお身体をみさせて頂く際、脈や舌、お腹、身体の各所のツボの反応など、様々なポイントの反応を参考にしております。今回はその中の1つである、お腹についてお話をします。

タイトルにもありますように、お腹をさわった時にドクドクと脈のような拍動は感じられますでしょうか?仰向けに寝て、おへその上下あたりを軽くさわってみてください。多くの場合、自分の中に抑圧された感情があると、交感神経が活発になり、拍動が強まってお腹のドクドクが感じられます。本来、お腹の中央にあるこの動脈は身体の奥にある為、軽く触れたくらいでは感じられないのが理想です。それが感じられるということは1つの身体からのサインだと思ってください。さわらなくても見た目で拍動がわかる場合は病院で血管の状態の検査が必要かもしれません。

また、拍動が強く感じられる方は、睡眠障害や消化器系の症状はないでしょうか。お腹の拍動があるので、なんとなく消化器系の症状がありそうなことは想像がつきますが、なぜ睡眠障害なのか。それはひとえにストレスが原因だからです。ストレスと言ってしまえばなんでもそれで済んでしまいがちですが、もちろん東洋医学的にも原因があります。

東洋医学では、それぞれの臓器に「神」を宿している、と言います。人間の精神活動をそれぞれの臓器が司っていて、

「肝=魂(こん)」

「心=神(しん)」

「脾=意(い)」

「肺=魄(はく)」

「腎=志(し)」

とわけられています。それぞれについてお話をすると長くなってしまいますので、今回お話ししたい「脾=意」についてのみ説明を致します。

脾とは消化器系であり、意は「意思」という漢字に使われていることもあり、簡単にいえば「思う心」です。「感情」というよりは「思考」に近いですね。さらにこの意は「音」と「心」からできています。心の上に音が乗った形が「意」です。心とはそのままで自分の感情的な部分で、音はここでは周りからの外圧を言います。親や師からこうしなさい、と言われる。周りの空気を読んで自分を抑えつける。それがこの「音」であり、自由な「自分の心」を抑えつけてしまっているのです。理性ともいうのでしょうか、この自分を抑えて我慢してしまう方が、お腹のドクドクの強い方に多く見られます。思考によって表現しないようコントロールされた感情は消えることはなく、交感神経を過緊張させ、拍動という症状となって身体からのサインを発します。また、この腹大動脈の上には大きな腹腔神経節が乗っているので、特に反応が出やすいのだと思います。

周りの空気を読み、うまく合わせて自分を抑える。そんな優しい気遣いさんに多くなってしまいがちなこういった症状を、もっとすっきり改善してさし上げられるよう治療を頑張りたいと、改めて思う今日この頃です。また、意に対する防御機構として腎のエネルギーがしっかりあると良いようです。腎の気を高める為、気持ちをリラックスさせる為に腹式呼吸での深呼吸がお勧めですよ。

最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

鍼灸師 西村

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