人には五感が備わってます。現代人の殆どはその五感の感度が鈍ってます。話は極端ですが、原始人の時代にさかのぼります。正に野生な人類の時代です。
たとえば味覚。カラダに害があるものに対して敏感に察知できる能力を備えていました。視覚についてはいまのひとよりはるか遠くをみることができたと思います
し、いまのようにメガネをかける必要性がある人はごく少数であったと推測します。体力も今の人より何倍もあったことと思います。アレルギーなんてものもなかったかもしれません。
このように、現代の人は五感の感覚が鈍ったかわりに、神経は逆に敏感になっているような気もします。ここ数年、神経質の人が増えて
ます。過敏反応。アレルギーは一種の過敏反応ですが、うつ病なども、神経質な人がなりやすいようです。鍼灸治療によって鈍感力を身につけ、五感を研ぎ澄ま
せることにより、より健康な体を手にいれることが可能になります。
そして、健康な体とは、妊娠しやすい体へとつながるのです。日常生活でも五感を総動員してみてはいかがでしょうか?たとえばウォーキングをするとき、耳を澄まして小鳥のさえずりや自然の音(風の音、風にゆれる葉っぱのおと)、自分の足音、澄んだ空気、青い空など、、、、カラダのアンテナを広げ、感じとってみては?パートナーと一緒に手をつないで歩く。パートナーの手の感触、息遣い、、、感覚を開放してみては?きっとカラダもそんな努力を感じとっり、自律神経に良い影響を及ぼしてくれるに違いありません。
さぁ、行動に移してみてはいかがでしょうか?
Taiken Jo, Director of ACURA Acupuncture Clinic
アキュラ鍼灸院 院長 徐 大兼
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