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自律神経のバランスはうつる?

■よい治療家の手は温かい
よい治療家の手は温かい、と言われています。確かに温かい手で触られると気持ちがい良いのですが、どうしてそれほど手が温かいことを重視するのか、これまで分かりませんでした。

その疑問が先日出会った本によって解決されました。その内容は「自律神経のバランスは周囲に伝染する」というもの。
自律神経のバランスのよい人は穏やかで、発する言葉もポジティブです。たとえネガティブなことを話さなくてはならなくても、呼吸が深いために声に張りがあり落ち着いたトーンとテンポで話すことができますので相手に安心感を与えることができます。

手が暖かいというのは、副交感神経に働きがしっかりしていて、自律神経のバランスがよい証拠です。つまり、「よい治療家の手は温かい」という言葉は、治療家の自律神経のバランスのよさが患者様の自律神経によい影響を与えると言いかえることができるのです。

■夫婦ならどうだろう
治療院には多くの患者様がいらっしゃいます。辛い治療を御夫婦で乗り越え、妊娠という目標に向かって進んでいらっしゃいます。

そんな二人三脚の時を少しでも心地よく過ごして頂くために、おふたりに温かい手をもって頂きたいなと思っています。
御夫婦の自律神経のバランスがよくなれば、ふたりで過ごす時間が穏やかになり、御夫婦の時間が楽しく温かいものになります。奥様の女性力も上がり、旦那様の男性力も上がり、妊娠率のアップも期待できます。

では、どうしたら自律神経のバランスをよくすることができるのでしょう。

■自律神経を整えるために
自律神経を整える方法は、いろいろな書籍にたくさん紹介されています。それらはすべて良い効果が得られるのだと思いますが、すべてを行おうと思うと一日中自律神経の調整に費やさなくてはならなくなります。そこで、最も基本的で、最も大切な3つの生活習慣をご紹介しようと思います。この3つの方法を試すだけでも、日常生活の質があがり、その日その日を大切に過ごせるようになると思います。

1.よく寝ましょう
ある研究で「睡眠不足で自然治療を受けたとしてもその効果は半減する」という結果が発表されたそうです。つまり睡眠不足では、どんな手法を駆使しても自律神経のバランスは整いずらいということです。それならば、睡眠不足になってまでヨガをしたり、ストレッチをしたりする必要はないということ。まずは早く布団に入って、ぐっすり眠りましょう。そのうえで余裕があったら、ぜひヨガやストレッチなどに時間をついやしてください。

2.深い呼吸を心がけましょう
自律神経は反応が早いです。浅くて速い呼吸をしてみてください。あっという間に手の先が冷たくなってきます。それは浅くて速い呼吸によって交感神経の活動が活発になり末端の毛細血管が収縮してしまったのです。
とはいえ、年がら年中呼吸を気にしていられませんので、まずは歩くときに胸を張ってゆっくり歩いてみてください。タイガーウッズの歩き方です。自然と胸が開き呼吸が深くなります。タイガーウッズはプレー中にこの歩き方をすることで自律神経の調整をしてスコアを上げていたといわれています。

3.あせらない余裕
これが一番難しいかもしれません。現代社会の中、時間に追われて過ごしてしまいます。移動は駆け足で、電車を待ってもイライラ。これでは交感神経の活動が活発になってしまいます。そこで、待ち合わせ時間には30分前につくつもりで行動してください。会社にも30分前につくように。家なんて、たまには散らかったままででかけてもいいじゃないですか。30分前に到着できれば、お化粧直しもできます。トイレにもいけます。コンビニで立ち読みもできれば、メールチェックもできます。
電車が多少遅れたっておおらか気持ちで待つことができるでしょう。

この3つを意識しながら1週間過ごしてみてください。不思議なもので、今までこだわっていたことが小さい事に思えたり、生理前もイライラしなくなったり。日々の時間が穏やかになっています。

そして3週間後。あなたのパートナーがあなた以上に穏やかに貴女に接してくれているかもしれません。自律神経のバランスの伝染です。
優しいご主人とゆっくり過ごす時間。そんな時間を想像するだけでも幸せになってしまいますね。

鍼灸師 草薙 久美子

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