11月25日
年内最後の不妊鍼灸説明会を開催いたしました!
今回は満員御礼でとても賑やかでした!
参加者の皆様、寒い中お越し下さりありがとうございました。

最後はお灸チャレンジをして、お体温まった状態でお帰りいただきました
いかがでしたでしょうか?
さて、今回いただきました質問をこちらにシェアさせていただきます。
Q1.鍼灸治療をすることで着床率は上がるのか。着床後の継続ができるのか。
→I当院の鍼灸によって、着床率が上がるかどうかについては体外受精を実施している施設によって、培養法や刺激法が違うため、正確なデータはありません。着床後の妊娠継続についてですが、当院では年代別の流産率データを公開しています。
こちらが2014年に日本産婦人科学会で発表されたART流産率です。

日本産婦人科学会で発表された結果は
35-39歳の流産率は平均24.9%
40-44歳の流産率は平均47.7%
とグラフからわかります。
一方、当院の鍼灸治療を2016年9月1日から2017年8月31日の間で3-6ヶ月間、定期的に受けている患者様で統計をとったところ、下記のような結果になっております。
35-39歳の妊娠数33名に対し、流産数6名。18.2%
40-44歳の妊娠数29名に対し、流産数8名。27.6%
これらを比較すると
当院の鍼灸治療を定期的に受けている患者様の流産率は
34-39歳で15.1%減少
40-44歳で19.7%減少
しています。下記表にその比較を表しています。

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Q2.食事療法について、炭水化物・糖質をできるだけ取らないようにしていますが正しいのか不安です。
→極端なダイエットなどはNGです。インスリン抵抗性が認められる患者様やBMIが高い人は食事制限が必要な場合もありますが、むやみな糖質制限は良くないでしょう。管理栄養士などから栄養指導を受けながら、炭水化物・糖質を減らすようにしましょう。
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Q3.以前『陽体質に鍼、陰体質に灸を施す』と聞いたことがあるのですが、鍼と灸両方を一緒にやって問題はないのでしょうか。
→当院では鍼とお灸どちらもつかってアプローチしていきます。的確な施術をすれば特に問題はありません。
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Q4.鍼灸治療は流産予防や不育症に効果的ですか。ARTではなくタイミング法でも?
→Q1の答えを参考にしてください。当院の流産率はIVF単体の流産率を大きく下回ります。年代別の鍼灸併用の流産率を公開しておりますので、Q1を参考にしてください。
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Q5.治療の流れを知りたいです。
当院は初めての方にはカウンセリングと治療を含め最大で2時間お
お部屋にご案内させた後、患者着に着替えて頂き、症状について詳しく問診、その後ベッドに仰向きになって頂き、「
仰向きの後はうつ伏せで治療し、再度仰向きになって頂き、
2回目以降は約1時間でご案内させて頂いております。
※マタニティーの方は2回目以降、
当院のご予約をご希望の方はこちらからお問合せくださいませ。
次回の開催は年明けになります。
日時が決まりしだいHP等で報告させていただきますので、もうしばらくお待ちくださいませ!
下記は当院で使用しているオリジナルブレンド灸です。
ウェブサイトから購入することもできます。詳しくはこちらで
https://www.premamaplus.com/okyu/

アキュラ鍼灸院 不妊鍼灸説明会担当
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