二十四節季の中でも大きな節目のひとつ、夏の始まりを知らせる「立夏(5月5日」が過ぎました。
暦の上では、季節は夏となりましたね
立夏が過ぎると、
シミ・ソバカスの原因である「紫外線」が最も強い時期となります。
紫外線が強い時期は、真夏の暑い時期と思いがちですが・・・
実は5月~7月が一番注意しなければいけません!
最近では、「紫外線=シミの原因!」というのが一般的となりましたね。
そもそも紫外線とはなんなのか、身体にどのような影響を及ぼすのかを今日はお話いたします。
紫外線(UV)には、UV-A・UV-B・UV-Cの3種類が存在します。
最近では、日やけ止めクリームに表記があるので、ご存知の方もいるのではないでしょうか。
UV-AとUV-Bは生物に直接影響を与えますが、UV-Cは地表には到達しません。
<UV-Aの特徴>
太陽から届く約9割を占め、肌の奥(真皮層)まで届き、肌に蓄積的なダメージを与えます。
また、UV-Aは波長が長いため、雲や窓ガラスを通り抜け、私たちに影響を与えます。
UV-Bと比べ、急激な作用はありませんが、長期的に浴びることで、シミ・シワ・たるみを引き起こします。これを「光老化」といいます。
長期的に紫外線を浴びているお顔と、あまり紫外線を浴びない太ももの内側やお尻を見いただけると光老化の差が分かり、いかに紫外線が肌に影響を与えるかがわかります。
<UV-Bの特徴>
5月~9月に注意しなくてはならないエネルギーが強い紫外線です。
波長が短いため真皮には届きませんが、シミや皮膚がんの原因になるためとても注意が必要な紫外線です。
<UV-AとUV-Bから、お肌を守りましょう>
最近では、紫外線から肌を守る日やけ止めクリームが沢山出ています。
製品の表記に、SPFやPAといった値が書いてありますが、その意味をご存じでしょうか。
◎PAとは・・・
UV-Aによる肌のダメージをどのぐらい防ぐことができるのかを表した指数です。
4段階で表され、+が多いほど効果が期待できます。
PA+ ⇒UV-A防止効果がある。
PA++ ⇒UV-A防止効果がかなりある。
PA+++ ⇒UV-A防止効果が非常にある。
PA++++ ⇒UV-A防止効果が極めて高い。
◎SPFとは・・・
UV-Bを防ぐ目安として用いられる指数です。
数字が大きいほど効果が高く、最大は「SPF50+」と表記されています。
日焼け止めクリームが、肌に合わない方もいます。
自分の肌に合った日焼け止めクリームを選ぶことが大切となります。
«紫外線は人に害をもたらすだけではありません≫
人の体内でビタミンDを生成するためには紫外線が必要です。
ビタミンD不足は、妊娠能力低下につながることが実証されています。
もちろん、紫外線を浴びすぎるのはよくありませんが1日15分程度の日光浴はとても大切だと思います
≪アキュラの美妊活で、紫外線ケアはじめませんか?≫
定期的に、美容鍼灸を受けることで肌のターンオーバーが正常に近づきます。
細胞も活性化されるため、これから本格的な真夏に向けてのケアでとてもおススメです。
紫外線に負けない肌を目指していきましょう
鍼灸師 中村 早耶香
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