妊活・不妊鍼灸治療– category –
アキュラ鍼灸院は、東京・渋谷・表参道の不妊治療・不妊鍼灸専門の鍼灸治療院です。このブログでは、お役にたてる記事を配信しております。不妊症、不育症をはじめ着床鍼灸治療や男性不妊も多数の実績がございます。尚、このカテゴリーは、ブログランキングにも参加しております。
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新生児の40人に1人が体外受精
日本産科婦人科学会の集計結果(2011年9月)によると、2009年の新生児の40人に1人が体外受精で生まれたということが明らかになりました。 http://plaza.umin.ac.jp/~jsog-art/2009data_pdf.pdf また、2009年に高度生殖補助医療を実施した施設は全国で548... -
卵巣・精巣の血流について
卵巣や精巣はどこから酸素や栄養をうけているのでしょうか? 実は、近くの動脈からではなく、距離の離れた腹部の太い血管から血液が届けられています。 一見、遠回りに見えるこのルート。なぜこのような流れになっているのでしょう? 卵巣への血流は卵巣動... -
排卵誘発剤 – 経口薬(飲み薬)について
皆様今日は。今回は、排卵、排卵誘発剤の経口薬(飲み薬)について書きたいと思います。 排卵とは?脳内に視床下部というホルモンの中枢があります。ここから性腺刺激放出ホルモン(Gn-RH)というホルモンが分泌され、視床下部のすぐ下にある脳下垂体を刺激... -
花粉症対策ツボの紹介
春にスギ花粉に悩まされている方、多いですよね今から花粉症対策なんて気が早いな。 と思われるかもしれませんが、春前から対策を打っておくと、いざスギ花粉の季節を迎えた時に身体が楽になる傾向があります。鍼を作っている会社から毎年いただくツボカレ... -
第18回学術集会長 挨拶文の紹介
鍼灸は医師・看護師・培養士など、生殖医療を支える現場で働いている専門職にとっても、なじみにのない医療です。色々なところで講演させていただきますが、「鍼灸を受けたことのある人」とオーディエンス(参加者)に振ってみても、手を上げる人は... -
第16回日本生殖心理学会2019 シンポジストとして参加
第16回 日本生殖心理学会へ「ARTと統合医療」のシンポジストとして参加してきました。世界では統合医療が盛んに医療に取り組まれており、日本でのその動きは加速しそうです。 より健康な状態で採卵・移植・妊娠を迎えたいという患者にニーズが増えてい... -
京野アートクリニック高輪との共同研究発表
京野アートクリニック高輪との共同研究発表を第18回日本不妊カウンセリング学会で発表しました。治療人数の分母がまだ少ないものの、鍼灸を受けていない群と比較すると妊娠率は鍼灸を受けている群で有意に高かった。特に、移植3回以上の反復不成功例の鍼灸... -
食べたあとに眠くなる、は危険なサイン
先日、バイキングに行きました。おいしくておいしくて、沢山沢山食べました。もちろんデザートもたっぷりといただきました。食後はお茶でゆっくりおしゃべりと思ったのですが、眠くて会話などしていられません。目を開けているのがやっとで、テーブルをた... -
AMHの単位について
不妊治療の検査数値でAMHというものがあります。(AMHとは?) AMHとは、抗ミュラー管ホルモン(Anti-Mullerian hormone)のことです。発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンなので、性周期の影響を受けにくく発育細胞と相関することから、女性の卵巣予... -
生殖医療ジャーナル2019 in 那須塩原
那須のリンドウ湖ロイヤルホテルにきてます。 生殖医療ジャーナルクラブ2019に当院の梅田先生と参加しています。 1年分の生殖補助医療に関わる最新の文献をレビューする勉強会です。 子宮内膜スクラッチング、二段階移植、D5胚盤胞D6胚盤胞D7胚盤胞... -
【男性不妊】バイアグラなどホスホジエステラーゼ5阻害薬(PDE5I)
ホスホジエステラーゼ5阻害薬(phosphodiesterase type 5 inhibitor;PDE5I)は勃起障害の患者さんに使用する薬です。主にシルデナフィル(バイアグラR),バルデナフィル(レビトラR),タダラフィル(シアリスR)の3種類があります。副作用として、ほて... -
胚の成長
胚盤胞移植について、数回に分けて載せていきます。今回は胚の成長段階におけるグレードについてです。 まずは、受精卵からの胚の成長を追っていきます。 受精卵前核期胚(受精後14~20時間後)2細胞期胚4細胞期胚(受精翌日)8細胞期胚(受精後3... -
慢性子宮内膜炎 Chronic endometritis (CE)
慢性子宮内膜炎Chronic endometritis (CE) 子宮内膜炎とは、子宮内膜に炎症が起きている病態を言います。細菌感染が子宮内膜炎の主な要因です。 検査の方法は色々ありますが、子宮鏡検査で内膜にマイクロポリープが見えたり、いちごのように内膜が赤く充... -
質の良い卵を得るにはどうしたらよいでしょうか?
質問: 「現在漢方を10ヶ月続けています(周期ごと飲み分け)。低刺激法(クロミッドのみ服用)と完全自然周期で合計4回採取するも未成熟卵や空胞が多く、また成長も桑実胚でストップばかりで移植は1回のみでした。次回は刺激法でチャレンジする予定ですが... -
鍼灸と漢方の併用について
質問: 「1年以上、当帰芍薬散の煎じ薬を服用しているのですが、月経痛は少し改善したくらいで、気になる冷えや月経前・中・後のひどい片頭痛とめまいが改善されません。不妊治療も並行して受けているのですが、まだ妊娠に至らないため薬を変えた方が良い...