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アキュラ鍼灸院 災害対策

10月26日土曜日、アキュラ鍼灸院では年に一度の避難訓練を行いました。

記憶にもまだはっきりと残っている、東日本大震災から2年。
地震大国日本に住んでいる限り、いつかは大きな震災を経験する事になるだろうと常々思ってはいたものの、あの地震を体験するまでは、私自身家庭でも、職場でも想像の中での心構えと最低限の対策をしているぐらいでした。

そして、現実に起こった大震災。

私は、ちょうど勤務前で自宅を出る寸前。アキュラ鍼灸院は、診察の最中でした。
家族の安否と共に、鍼灸院はどうなってしまっているのだろう?患者様、スタッフは皆無事なのかと連絡が取れない中、ずっと不安だったのをよく覚えています。

当時、院内では外国人の患者様などは地震の体験も少なく、パニックになってしまったり、想定外の事も多く起こりました。

しかし、後日患者様もスタッフも全員大きなケガをすることもなかったと知り、安堵しました。

 

震災後は、多くの患者様から「地震の時、ここはどうされていたんですか?」と聞かれました。

やはり、お体に鍼とお灸がある状態で地震が起こったら・・・という事がどんな方も不安なのだと思います。

 

どうしたら、患者様スタッフともに、より安全に身の安全を確保することができるか。

その年から、震災時に勤務していたスタッフから経験談をシェアし、また、各方面から災害対策、避難訓練に関する情報収集をして「アキュラ鍼灸院 地震対策マニュアル」を作成し、非常用具(水、非常食、非常用トイレ、カイロ、軍手などなど)の充実を図りました。

 

避難訓練当日はマニュアルをもとに、いつもの診察風景を再現すべく患者様役、スタッフ役に分かれて人を配置します。患者様役のスタッフは、患者着に着替えて鍼・灸が体にある状態で横になってもらったり、待合室で待っていてもらい、アシスタントには受付やベッド周り、鍼灸師には実際にベッドに入って施術している状態で訓練を始めました。

まず、 リーダーがマニュアル内の台本を読み上げ、それに沿ってスタッフが行動します。

皆、実際の状況を想像して真剣に役柄になりきっていました。女優並みの演技力のスタッフも!

そして、一通りのシュミレーションが終わったら、全員で話し合い。積極的に発言が起こり、改善点や注意点を多く発見することができました。着替えは必ずしてもらうのか?ハンガーも落ちてくるから地震と同時に外した方がいいのでは?避難経路の確保の際、もっとドアを固定できないか?などなど。

今年も、形式的な訓練にはならず、有意義な訓練となりました。

 

震災後、この2年の間もずっと、南海トラフや首都直下地震の発生が懸念されています。
年に一度でも、災害グッズの場所や状態の確認、シュミレーションを行なうことは、非常に大切なことだと思います。頭の片隅にでも、イメージがあると無いとでは、突然の出来事に直面した時の行動パターンが、随分変わってくることでしょう。

今年出た新たなた改善点を反映させ、さらに充実した安全対策が実施できるように、マニュアル整備に取り組んでいこうと思います。

 

鍼灸師 中嶋恵子

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