不妊治療中(妊娠計画中)のワクチン接種について

いよいよワクチン接種も本格的に稼働し、不妊治療中のワクチン接種についての患者さんからの質問も増えてきています。

ワクチン接種について、日本生殖医学会、米国生殖医学会、欧州生殖医学会の声明はどれも摂取を推奨しています。
厚生労働省のサイトでも妊娠に関するワクチン接種について、見解を述べています。

妊娠を計画している方に関する見解を抜粋しました

これから妊娠を計画されている方もmRNAワクチンを接種できます。mRNAワクチンが生殖器に悪影響を及ぼす報告はなく、ワクチンのために妊娠のタイミングを変更する必要はありません(※3)。もし接種後に妊娠していたことがわかった場合も、ワクチン接種が妊娠に悪影響を及ぼすという報告はありません。
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0027.html

更に、海外の事例についても紹介しています。(2021年5月21日現在の情報)※PDF
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/uploads/45b092bfc345dc13ca36c41062b00d315e719612.pdf

不妊治療通院中に新型コロナワクチンの接種はどうしたらよいかとの見解ですが、まず、接種すべきが、現在通院中の医師の指示を仰ぐということです。

世界各国の発表を読むと、大まか、下記に集約されるのではないでしょうか?

  1. 妊婦さんが新型コロナウィルスに感染した際のリスクは大きいものと考えられているので、可能であれば、妊娠する前にワクチン接種することを推奨している。
  2. 不妊治療中でも新型コロナワクチンの接種ができる。
  3. 接種後⻑期の避妊は必要ないとしている。(日本産婦人科感染症学会、日本産科婦人科学会の提言より)

通常、ワクチン接種後の避妊期間について、風疹ワクチン(生ワクチン)は接種後2か月の避妊が必要です。インフルエンザワクチン(不活化ワクチン)は避妊期間を不要とされています。

今回、新型コロナワクチンは上記2種類とちがって、mRNAワクチンという遺伝子を利用したワクチンです。

開発期間が短かったため、安全性などに関わる情報が不足しているのが現状です。妊娠している女性に関する治験データはさらに少ないので、世界各国では科学というよりは各医師の経験によって、判断がなされているのが現状です。アメリカでは、ワクチンを投与したからといって妊娠の試みを延期する理由はなく、また、2回目の接種が完了するまで不妊治療を見合わせる理由もないとしています。

日本では⽣ワクチンではないので、接種後⻑期の避妊は必要ないとしています。慎重に1ヶ月ぐらい避妊するのか、より慎重に生ワクチンのように2か月避妊するのか、明確な指示はないため、それぞれの医師の裁量権に委ねられてます。

妊婦はどちらかというと、弱者と認定されているため、あえて妊娠している弱者へワクチンを投与してどうなるか、、、といった研究はなかなか進めずらいと思います。そういった意味で、妊婦がワクチン接種したらどうなるのか、まだまだデータが足りないのも現状です。

院長 徐 大兼

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