本論文はAIHのみの群とAIH前後に性交渉も並行して行った群の妊娠率を比較した論文です。
結論:妊娠率は9.1% vs 19.9% で、性交渉群の方が高い傾向がみられた。妊娠がもっとも期待できるのはLHサージが確認でき、かつ排卵前後に性交渉をし、AIH実施後に排卵が確認できた場合だった。
解説:頻繁に性交渉を持つには越したことがないことがわかります。普段性交渉がなく、AIHのみに妊娠を依存しているカップルがいますが、性交渉が成立するのであれば、性交渉をもつ機会を増やすことが、結果につながることがうかがえます。
これは、タイミングを取る際にも重要な要素で、排卵日に合わせて1回しか行わないよりは、前後に合わせて頻繁に行うほうが、妊娠率は上がります。
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