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WFAS(世界鍼灸学会)へ参加してきました!

2016年11月4日~11月6日まで、つくば国際会議場にてWFAS 2016 が開催されました。

私は演者&座長として参加しました。

 

学会2日目は演者としては、アブストラクトは登録したものの、オーラルプレゼンテーションはやもえない状況により棄権しました。残念でなりません!体外受精の補助として鍼灸の有効性についての研究がいくつもでていますが、有効としているものと有効でないとしているものが混在する状況ですので、その理由について、述べる予定でした。

2日目は産科婦人科領域の座長を務めました。

私は2題担当しました:不育症とPCOS。どちらも診断基準が曖昧だったのは残念でした。例えばPCOSはもともとStein-Leventhal syndrome呼ばれており、何をもって、PCOSと診断するかは意見が分かれます。不育についても、それを断定するための、様々な検査があります。どちらの演者も東洋医師であり、産科婦人科にてそう診断された患者さんを治療しているので、向こう側の詳細な内容はわからないと。血液データ、エコー所見など、詳細なデータがあれば、更に発表の信頼度が高まったに違いありません。

 

そして、最後に、かねてよりお会いしたかったキャロラインスミス先生にお会いすることもできました。

 

キャロライン先生はオーストラリアで体外受精とその補助治療としての鍼灸の有効性の研究をしております。今年度で彼女の5年間、のべ1,000人以上のRCT研究が終了します。良い結果が表れることを期待したいです。鍼灸の介入は卵巣刺激開始6-8日目に1回、移植前後に各1回の計3回。良い結果がでることを祈ってます。
 

この研究の対象について少し説明します。
 

対象は43歳以下、過去に2回以上の移植経験、そして培養士より受精卵の質が悪いため、凍結保存できなかったかたです。今回の研究では採卵前に1回介入します。移植前後の鍼治療についてはPaulus2002の内容に沿って、行う予定。卵子のfolleculogensis (卵子成長過程)を考えると、既にOocyte(卵細胞)成熟がほぼ完了している人へ採卵数日前に鍼をするということがどういう結果をもたらすのかについても興味があります。凍結保存可能な胚の獲得率も上がることを期待しています。

 

参考URL

Acupuncture to improve live birth rates for women undergoing in vitro fertilization: a protocol for a randomized controlled trial​ Smith et al.; licensee BioMed Central Ltd. 2012

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