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妊活シャンク

shank

ゴルフをされるかたならご存知かたと思いますが、シャンクショットとはミスショットの一種で、ボールがクラブのネック(ホーゼル)に当り、右方向へ飛んで行く現象です。多くは精神的なプレッシャーに起因し、反復性があり、ゴルフのなかでもっともいやなミスショットです。

私も一時期このシャンクに悩まされたことがあります。練習場ではなにも問題がないのに、残り50ヤード程度のアプローチ(特に2オン)で頻繁に起こった時期があります。

不妊治療においても、治療がうまく進まなかったり、流産の経験があると、「どうせまた次はだめ」といった思いを引きずったまま、次の移植、または治療へ進むことがあるようです。同時に「次は絶対に成功させる!」というプレッシャーも体を委縮・ガチガチにしてしまい、本来持っている能力が発揮できなくなるのではないかと思っています。

私の懇意にさせていただいているドクターはこのことを「不妊暗黒の連鎖」と呼んでいます。
失敗(妊娠できない)が続くと、精神的にどんどん追い詰められていくとてもつらい現象です。

私は不妊治療もゴルフと同じように、イメージトレーニングが大切ではないかと思っています。「次はうまくいく」といったイメージをもって、治療に臨んで欲しいと思います。どんなことがあろうとも、毎回気持ちをリセットして次に臨む。

ゴルフではどうせだめだろうとか、右の池には絶対に入れない、、、といったネガティブなイメージがあるとそのイメージ通りになる確率が高いそうです。「入れない」と思うと、池をイメージしすぎて、「入れない」という思いの逆になってしまうそうです。なので、「池に入れない」をイメージするのではなく、「フェアウェイに乗っている」こをとイメージして打つといい結果に結びつけられる確率は高くなるそうです。

不思議なことは「どうせだめ」でもそれが行き過ぎて開き治って欲がなくなると「あれれっ」と思うようなナイスショットが打てたりします。不妊治療でもよく「子供はもういない人生を歩もう」と決心してしばらくして授かる人がいます。

精神的ストレスから来る不妊がどれぐらいかは分かりませんが、私が研修にいったBoston IVF Mind/Body Centerでは不妊の原因の半分はストレスであると言ってます。そしてストレス解放プログラムに参加した人の34%が6か月以内に妊娠した、という報告をだしています。Fertility and Sterility [1990, 53(2):246-249]

不妊原因は様々ですが、私はいつも移植や採卵に臨む患者さんへはイメージを大切にするように伝えてます。

妊活シャンクを繰り返さないために。

よろしければ下記記事も参考にしてください。

「頑張り過ぎない不妊治療」

アキュラ鍼灸院 院長 徐 大兼

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