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妊娠前から不育症(流産)を意識する

不育症とは、妊娠はするが流産、死産を繰り返し生児を得られない場合、と定義されます。

下記は不育に関連する欧州生殖医学会(ESHRE)による不育症ガイドライン2018からの報告内容を抜粋したもので、不育の原因・予防に役立つとされているものです。全文は長いので、妊娠したいと考えている方々にとって、参考となるものをお届けします。Hum Reprod Open 2018; 2: hoy004(ESHRE)doi: 10.1093/hropen/hoy004

 

不育症(流産を繰り返す方)に推奨するガイドラインの一部紹介

妊娠する前から気を付けたい項目を抜粋してます。流産を経験される前から気を付けたいですね。特に体外受精を予定されており、年齢が35歳を超えているのであれば、流産防止策につながるのではないかと考えてます。

生活習慣について

1 禁煙すべき

2 アルコール量に制限を設ける

3 健康的なBMI値を維持する
補足*「妊娠しやすいBMI (肥満度を表す体格指数で、体重 kg/身長 mで算出) は、アジア人女性は一般的に19~22 kg/m2くらいと報告されています。BMI 18.5 kg/m2未満のやせすぎでもBMI 25 kg/m2以上の肥満、特にBMI 30 kg/m2を超えると妊娠率が低下したり、妊娠するまでの期間が長くなるといわれてます。」

4 女性の生活習慣を改善する(禁煙、アルコール、適度な運動、BMI)

5 パートナーの男性の生活習慣を改善する(禁煙、アルコール、適度な運動、BMI)

2回以上の流産歴の場合に推奨する検査

1 抗β2GPI抗体検査を推奨(抗リン脂質抗体症候群検査の一種)

2 抗リン脂質抗体症候群の方には抗凝固療法を推奨
補足*(抗凝固療法とはヘパリン・バイアスピリンなどのこと)

甲状腺機能検査を推奨

1 潜在性甲状腺機能低下症の方では妊娠初期に甲状腺機能を確認し必要に応じて治療する

2 甲状腺抗体陽性の方では妊娠初期に甲状腺機能を確認し必要に応じて治療する

マルチビタミン・ミネラルについて

1 マルチビタミン服用を推奨

2 予防的ビタミンDサプリ服用をアドバイスする

 

妊活の段階から信頼できるクリニックへ受診し、的確な診断を受け、的確なサプリメントを飲み、妊娠に備えることが大切であることが上記内容からうかがえます。

当院では信頼できるクリニックと連携しており、また、薬剤師と共同開発した独自マルチビタミンミネラルをお勧めしております。

流産のような悲しい経験は予防できるものもあります。参考にしてください。

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