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鍼灸適応疾患

痛風(高尿酸血症)と鍼灸治療

痛風とはどんな病気なの?

「風が吹いても痛い」というのが病名のいわれであるように、猛烈な痛みをともなう病気です。主に足の親指の外側が赤く腫れあがり、歩くのも難しくなります。まれに耳介に結節(硬い盛り上がり)ができることもあります。 患者さんのほとんどは中年以降の男性で、ほぼ男性の病気と考えてもよいのですが、閉経後の女性にも発症することがあります。近年、食生活の欧米化やストレスの増加に伴い、発症年齢が若くなる傾向があります。 痛風は再発しやすい病気で、再発するごとに症状は悪化します。悪化すると足の親指に関節結節(硬いかたまり)ができて関節が動かなくなったり、血液中に尿酸が増えすぎて腎臓が悪くなることもあります。たかが痛風とあなどれない病気なのです。

どうして痛風になるの?

昔は贅沢病、美食家の病気と云われましたが、生活様式の変化に伴い、誰でもなりうる病気となりました。   痛みの原因は「尿酸塩」です。顕微鏡で尿酸塩の結晶を見ると、針のように鋭く尖った形をしており、いかにも痛そうです。尿酸塩とは、尿酸が結晶化したものです。この結晶が関節に付着することで痛みを起こすのです。 では、尿酸とはそもそも何でしょうか。これは、体内でエネルギーが作られたあとの、いわばゴミです。「プリン体」というタンパク質の一種が肝臓で分解され、燃えかすとして尿酸が発生します。尿酸は腎臓に運ばれ、尿と一緒に体外に排泄されていくのです。 最近よく耳にするプリン体という言葉ですが、これは生物を構成する細胞の核に含まれるタンパク質の一種です。プリン体は栄養になるものですから、人間がプリン体を摂らずに生きていくことは不可能です。健康な人では「尿酸」の血中濃度は一定に保たれるので、プリン体を毎日食べ物として取り入れても問題がないのです。 ところが、腎臓に病気があったり、遺伝的に尿酸が過剰に生産されやすかったりすると、体内で発生する尿酸の量と、排泄される量のバランスが崩れて血液中に尿酸が多くなりすぎ(高尿酸血症)、尿酸塩の結晶化が起こってしまうのです。このほか、利尿剤などの薬物の影響で尿の量が減ると、尿の中に溶け込める尿酸の量も相対的に減ってしまうため、血液中の尿酸の量が増えてしまうことがあります。更にはストレスなどの環境要因が加わることで排泄のバランスが崩れることもあるのです。 血液検査で血清尿酸値7.0mg/dl以上を高尿酸血症とし、8.5mg/dl以上になると痛風を発症する確率が高くなるといわれています。

[プリン体を多く含む食品]

プリン体は生物の細胞核に含まれています。つまり、食物全部に必ず含まれているのです。とはいえ野菜にはあまり多くなく、動物には多く含まれています。かつて痛風が贅沢病と言われたのは、当時はまだ肉がごちそうだったことを物語っているのです。 プリン体は細胞の核に含まれているのですから、細胞の数が多ければプリン体も多いと言えます。たとえば、卵1個とたらこ1切れではどちらがプリン体が多いでしょうか。答えはもちろんたらこです。たらこの1粒1粒が1つの細胞ですから、その各々にプリン体が含まれているのです。その差は歴然ですね。 プリン体の数え方が分かったところで、プリン体が多く含まれる食品を列記しておきましょう。肉一般のほか、レバー・サラミなど。海産物では白身魚より赤身に多く含まれ、たらこ・うに・白子・あん肝など精巣、卵巣関連の食べ物や内臓にも多く含まれます。また、「プリン体」はアルコール飲料にも含まれています。特にビールには多く含まれており、「レバ刺でジョッキをぐっと空けるのが大好き」という左党の方にはちょっと辛いですね。

どんな治療をするの?

[西洋医学的治療]

痛みを和らげ、高尿酸血症を改善する治療を行います。  痛みに対してはコルヒチンという薬や消炎鎮痛剤を投与し痛みがある間は安静にします。消炎鎮痛剤のなかには高尿酸血症を悪化させるものもあるので、必ず医師によって処方されたものを服用してください。   高尿酸血症の治療には、尿酸産生を抑制する薬や尿酸の排泄を促す薬を使用します。 また、西洋医学でも東洋医学でも共通することですが、痛風の場合に最も重要なのは、下記のように高尿酸血症の原因となる食生活や生活様式などを見直し、症状の悪化や再発を予防することです。
  • 肉類の摂取を減らし、野菜を多く採るようにする。
  • 痛風のリスクを高めるアルコール(ビールや蒸留酒など)を飲みすぎない。
  • 運動し肥満を防止する。
  • 出来るだけストレスを溜めない。
  • 水分を適度に摂る。

[鍼灸によるアプローチ]

原因となっている食生活や日常生活の改善をお願いするのは西洋医学と同様です。ただ、東洋医学では肝(肝臓そのものではなく、肝臓が司っている多くの働きの総称)や腎(腎臓そのものではなく、腎臓が司っている多くの働きの総称)に注目して治療を進めます。
肝の働きが亢進しすぎていると、結果として尿酸の発生も多くなりすぎます。また、腎が虚していても(機能低下すること)、尿酸が充分に排泄されません。この両者の働きのバランスをうまく調整していくことが大切です。
痛風発症におけるもう1つの見逃せない要因はストレスです。過剰なストレスにより自律神経のバランスが崩れることが痛風の発症を招きます。鍼灸は、この自律神経の乱れを正常に整えるのを得意としています。
自律神経は、無意識に起こる生体機能の調整を行っています。汗や血流の量、心拍、ホルモンの産生などがその一例ですが、分かりやすく言えば内臓の働きも自律神経によって調整されているのです。当然、尿酸の産生と排出もその働きの1つです。
自律神経は交感神経と副交感神経という2つの神経によって成り立っていますが、ストレスがかかると交感神経が優位になり、いつも強い緊張状態を強いられます。これがさまざまな体の調整を狂わせていくのです。
鍼灸治療では、この交感神経を鎮め、副交感神経を優位にすることができます。副交感神経は一言で言えばリラックスのスイッチです。ゆったりとした、気持ちの良い鍼灸治療を受けることで心からリラックスでき、ストレスが溶けだしていくのを感じることができることでしょう。
また、痛風の痛み発作を予防するためには、たとえ高尿酸血症であっても尿酸塩を沈着させないことが大切です。そのためには血流を良くし、沈着するような澱みを作らないことが最低限必要になります。
鍼灸治療を受けると副交感神経が優位になり、リラックスすることで血管もゆるみ、血流が良くなります。さらに緊張や運動不足で硬くなった筋肉もほぐれますから、筋肉によって締め付けられていた毛細血管も通りやすくなり、体中の血液循環が改善されます。いわば体中が生き返る感覚が得られることでしょう。
面白いことに、肝や腎の経絡(気や血の通り道)は、お腹から足にかけて存在すると言われています。痛風の症状が出やすいのも足ですから、これも何か関連があるのかもしれません。ただ、鍼灸の治療は必ず全身のバランスをみながら進めますので、痛風だからといって足だけの治療をすることはありません。場合によってはお腹や腕、頭などにも鍼を刺すこともあります。
痛風という病気をきっかけに、鍼灸治療で全身を癒されてはいかがでしょうか。鍼を試されたことのない方に、一度おすすめしたい治療です。

アキュラ鍼灸院では「体に優しい治療」を実践し、ここちよい鍼とお灸の刺激の治療を提供してます。また、患者様の立場にたって、最善の治療の提供治療を行っております。


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