Last Updated:
2008-06-13


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妊娠しやすい体づくり   
アキュラ鍼灸院 東洋医学&不妊治療研究所


 

女性の生理に関わるホルモンには卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)がありますが、なかでも多くのホルモンの原料となっている黄体ホルモン(プロゲストロン)が欠乏することが、不妊症などのトラブルの原因であることが多いのです。


 

少し難しい話になりますが、ここでホルモンをしくみについてお話しておきましょう。女性ホルモンは卵巣だけで作られるものではなく、脳の視床下部や下垂体から命令が出され、卵巣、そして子宮が働くという、まるで会社のような階層的しくみになっています。ストレスを感じると、脳はそのストレスに抵抗しようとして副腎皮質ホルモン(コルチゾル)と呼ばれるホルモンをたくさん作るように命令します。このホルモンはストレスや炎症を抑えるかわりに血糖値も上げますし、胃潰瘍になりやすくなるという困った作用もあります。ストレスが続くとこのコルチゾルばかりが作られ、他のホルモンをつくる原料まで使われてしまうのです。少ない原料でなんとか女性ホルモンを作ろうとするのですが、どうしてもエストロゲンとプロゲステロンのバランスが崩れがちになってしまいます。エストロゲンは卵を育てるホルモンで、プロゲステロンは排卵した後のいわば“卵の殻”から分泌されるホルモンです。エストロゲンの分泌が少ないと卵が育たず、結果として排卵も起こりません。当然プロゲステロンも分泌されず、どうしてもエストロゲン優勢となってくるのです。生理痛、無排卵性月経など、昔はあまり耳にすることのなかった症状の原因の多くは、このアンバランスにあるのです。

 

では、ホルモンのバランスを取り戻すにはどうすればよいのでしょう?一見遠回りのようですが、やはり健康(妊娠しやすい)な体作りからはじめなければなりません。当たり前だけど実践するのは難しい、4つの要素を頭においてください。

 

1)                 規則正しい生活

2)                 十分な睡眠

3)                 バランスの取れた食事

4)                 適度な運動

 

今回は、私の知り合いの中医学・薬膳アドバイザーの新井友加里先生に中医学・薬膳を教えていただくことにしました。できるだけわかりやすい言葉で、タイプ別、状況別に実践できるよう工夫したコラムです。赤ちゃんが欲しい方、現在妊娠されている方に、お役に立つと嬉しいです。

 

妊娠しやすい体づくりはこちらから

 

 近年、不妊症で鍼灸治療にこられる方が急増しています。なぜそんなに不妊症の方が増えたのでしょうか。理由の1つとして、ライフスタイルの変化があげられます。子作りを考える年齢が、親や祖母の世代と比べると高くなりがちなのです。また、キャリアを持つ女性が増え、男性と同等に残業など不規則な生活を強いられ、昔より多くのストレスにさらされています。女性ホルモンはごく微量で身体に作用するのですが、逆に言えば強いストレスなどで分泌に変化が起こりやすいのです。これらの理由からなかなか妊娠できなかったり、妊娠しても流産を繰り返す方が増えているのを実感しています。

カラダをめれば不妊は治る (妊娠しやすい体づくりについて)

「毎日規則正しい排卵はあるけれど、なかなか妊娠しない」
「人工授精(AIH)、体外受精(IVF)、顕微授精(ICSI)を何度やってみても妊娠しない」

 

 このような悩みを抱えている方に是非お勧めしたいのが不妊治療に力を入れているアキュラ鍼灸院 院長 徐 大兼先生著の「カラダをめれば不妊は治る」です。誰でも簡単にできる妊娠しやすい体づくりについて書いてあります。

 著者より一言 内容の詳細

 中医学・薬膳アドバイザー 新井友加里

プロフィール

新井友加里

(国際中医師・中医国際薬膳師)