花粉症と鍼灸(針灸・東洋医学)治療 東京 鍼灸治療院

花粉症 

花粉症と東洋医学 花粉症の鍼灸治療 花粉症の対策 針灸と花粉症

 花粉症の症状

 鼻症状としてのくしゃみ・鼻みず・鼻づまり、眼症状としてのかゆみ・充血・なみだ目が代表的な症状です。人によっては頭痛などもあり、かぜの諸症状と似ていますが、かぜはウイルスが原因で一週間程度で治ります。一方、花粉症はその花粉の飛散が終了するまで続きます。また、一度発症すると多くの場合、来シーズン以降も同様の症状で悩まされることになります。又、花粉が引き起こす症状は鼻や口だけではなく、のどや気管の粘膜に付着した花粉がのどのかゆみや咳の発作を起こしたり、顔など露出している皮膚に花粉が付くと顔がほてったり、ビリビリしたり、湿疹や皮膚炎が起こります。鼻や口からのどに入った花粉を飲み込むと、胃や腸などがアレルギーを起こし、消化不良や食欲不振が起こることもあります。その他に頭が重くなったり、ボーっとしたり、倦怠感や熱感、イライラなどの多彩な全身症状が起こり、肉体的にも精神的にも大きな苦痛を伴い、仕事や勉強の効率を著しく悪化させます。


 原因

 花粉症の原因となる植物は、現在、日本では40種類以上が報告されています。これらの花粉はほとんど風媒花で、風で花粉が運ばれるため、開花期には大量の花粉が飛散し花粉症の原因になります。一方、庭に植えたりお部屋に飾ったりするような観賞用の花は、ほとんどが虫媒花で、虫が花粉を運ぶため、花粉の量は少なく、また、空中に飛びにくいので、お部屋に花を飾る程度で花粉症になることはありません。スギやヒノキは大量に植林され、風に舞った花粉は上昇気流に乗り季節風に運ばれて、数十km離れたところまで飛んでいきます。イネ科牧草(カモガヤなど)やキク科雑草(ブタクサやヨモギなど)も、代表的な花粉症の原因植物ですが、雑草花粉が飛散する範囲は半径数km程度なので、雑草花粉による花粉症は、住まいや職場の周囲の空き地や河原などに原因植物が繁茂していることがしばしばあります。


 アレルギー体質について

 これらの花粉は鼻から吸い込まれ、鼻の粘膜に付着すると、花粉の表面や外壁にあるアレルギー原因物質(抗原)が粘膜中に溶けだし、抗原が粘膜に侵入すると、体内にIgE抗体が作られます。このIgE抗体は抗原と反応して体に侵入した異物を排除する働きをします、つまりくしゃみによって異物をはじき出したり、鼻水で洗い流したり、鼻づまりを起こして異物が侵入してこないように体を防御するのです。ところがアレルギー体質の人は、IgE抗体の産生を抑制することができないため、花粉を吸い続けると体内のIgE抗体はどんどん増加し、これがある水準を超えると、激しいくしゃみ発作や、鼻水、鼻づまりなど花粉症の症状が出るようになります。いままでアレルギーがなかったかたでも不規則な生活や体に無理を長期に渡って強いること(暴飲暴食、睡眠不足、ストレス)により免疫機能がバランスを崩し、アレルギーをきたします。

                                            

 花粉症の鍼灸(針灸・東洋医学)治療

 「いつから始める?」
初期治療は「花粉が飛び始める4週間前から」始めるのがグッド・タイミングです。花粉は2月、3月に飛ぶと思われていますが、実際はわずかながら冬のあいだに飛び始めています。12月~1月に治療を開始し、あらかじめ体の免疫力を向上させIgE抗体の産生を抑制すれば、花粉症のシーズンはバッチリです。しかし、当院に来院される大多数の方は花粉症がひどくなり、薬の副作用の眠気が仕事に支障をきたしたり、アレルギー症状が強く日常生活がかなり不快になった状態で来院されます。そのような方には不快な症状に対して即効性のあるツボを利用し、なおかつ、免疫力向上の治療を施すことにより2-3回の治療でかなり症状が改善されます。また、下記「自分でできること」を励行することにより鍼灸治療との相乗効果が期待できます。
 「どんな治療をするの?」
人によって、治療する箇所が違ってきますが、主に手足や顔頭など花粉症に効くツボを探して治療します。治療には鍼やお灸を使いますが、鍼はほとんど痛みを感じることもなく、又お灸もここちよい暖かさで、とっても気持ちが良いです。 
 「治療をするとどんな良いことがあるの?」
治療効果は人それぞれですが、より快適なライフスタイルを送れるようになることを実感していただけると思います。また、花粉症の治療をすることによって、ホルモンのバランス、肩こりなどの改善も可能です。鍼灸治療によって、全体的に健康な体へと体質が改善されていきます。
「鍼灸治療の利点」
○症状の出始めが遅くなる
○症状が軽くて済み、ライフスタイルの向上
○花粉シーズン中に薬を飲む量や回数が減る (眠くならなくなるなど)
○その他の症状(腰痛、頭痛、肩こり、眼精疲労など)も一緒に良くなる

○抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤(お薬)からくる眠気やだるさがない

「自分でできること」
○鼻うがいをする
温かいお水に一握りの塩を加えます。鼻からススリ、口からだします。
塩を入れ、ぬるま湯にすることで、鼻水により近い状態になりますので
鼻にツーンと来たりしません。是非一度試していただければと思います。
○水分摂取を控えめにする
水分の取りすぎは体を冷やしてしまいます。たとえ、温かいお茶であってもです。
私たちの体は常に36.5度程度に保たれてます。温かいお湯でも、そのままにしておくと
部屋の温度と同じになります。ですので、余分な水分はそれだけ体から熱を奪うこと
になります。体が冷えた際、おしっこをしたくなるのは、余分な水分を体の外に出して、
体熱を逃さないようにするヒトの恒常性維持(ホメオスタシス)によるものです。
ペットボトルで冷たい水をがぶがぶ飲むのを控えましょう。
○お風呂に入り体を温め、できるだけ体の冷えを取るようにする。
お風呂に少し塩を入れることによって、さらに保温効果が高まります。
○蒸しタオルで目・鼻の周りと首の後ろを暖める
タオルを水に濡らし、よく絞ったものを電子レンジに入れ、暖めます。
少し冷まして適温になったら目・鼻・首にあてる。

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