ひと言に「腰痛」といっても、その症状を引き起こす原因はさまざまです。また腰痛疾患を起因として他の症状を発現させることも珍しくありません。整形外科にかかる20%以上の方々が何らかの腰痛を訴えて来院されるといわれています。そして、はっきりした原因疾患が見当たらないために、患者さんに病態を十分に説明できないものを整形外科領域では「腰痛症」と呼んでいます。鍼灸臨床では、数多くある適応疾患の中でも、とりわけ「腰痛」は「肩こり」と並んで主要な疾患となっています。人間が二本足で立ったときから始まったとさえ言われる「腰痛」。では腰痛にはどういったものがあるのでしょうか。
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○背骨やその周辺が関係して起こる痛み |
腰痛を起こす疾患: |
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○その他の原因が関係して起こる痛み(関連通) |
腰痛を起こす疾患: |
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腰痛の現代医学的治療法
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・安静(保存療法) |
まず安静にし、腰にかかる負担を減らすことによって早期の回復が期待されます。 |
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・装具療法(コルセット) |
局所の安静を保つために腰椎装具(コルセット)を着用します。 装具には長さや硬さなどいくつかの種類がありますが、しかし、 何ヶ月にもわたる長期間の着用は、逆に腰の周囲の筋肉に萎縮を 引き起こすため避ける必要があると言われています。 |
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・薬物療法 |
非ステロイド系抗炎症薬(鎮痛作用)を、痛みより緊張した筋肉のために 筋弛緩薬を使用します。また、シップ剤なども適宜用いられます。 |
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・神経ブロック療法 |
トリガーポイント(発痛点)に局所麻酔薬や抗炎症薬を用い、 一時的に神経の働きをブロックします。 交感神経系の異常な興奮が抑えられ、 ブラジキニンなどの体内発痛物質(痛みを誘発する物質)が抑制され、 痛みが緩和されると考えられています。 |
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・外科的手術 |
○椎弓切除術・・・脊柱管狭窄症 が行われる場合が多いですが、ここ数年ヘルニア手術では、 より身体へのダメージの少ない内視鏡の鏡視下脊椎手術が行われることもあります。 |
*椎間板ヘルニアまたは脊柱管狭窄症において、重篤な便秘、便失禁、排尿困難、尿失禁などの
症状(直腸・膀胱障害)がある場合には、整形外科の診察を先にお勧めすることがあります。